「貸金業務取扱主任者」の更新講習。 グランキューブ大阪で
7日は、国家資格の金貸し認定である「貸金業務取扱主任者」の更新講習だった。登録には合格後の3年後に更新講習を受けることになっている。更新講習代:15500円 ・・・高いです。(登録代は、別途3500円程度と、書類がいくつも必要で面倒)別に金貸しをやるつもりもないのだが、敢えて受けたのは、1ヶ月ほどの法律系の受験勉強で合格したのと、金貸し業界の内側を知る機会&金借りたい人へのアドバイスが出来るなどの不純な動機である。FP検定も生活に少しは使える気がするので暇に任せて、順次受験予定(3級は取得した)。+++++++++++++++++++++++++++++++++会場は、中の島の西部でやや不便な大阪府立国際会議場(通称、グランキューブ大阪)である。黒川紀章がデザインしたので外見と構造が変わっている。講義室の天井が高く、ふつうのテナントなら4階程度は収まる広さ。さて、この講習だが、もう既に大阪などで何回も開催なので当日だけでは「受験者のイメージはわかりにくい」が、・堅苦しい。役所(金融庁など)ガチガチ。・イメージにあるようなナニワ金融道的な人はかなり少数。・クレジット会社とか、アコムやプロミスのようなサラ金系の社員が 多いようで、25-35歳ぐらいの女子社員も比較的多い。・制度改正を中心に講習すべきと思うが、講師(ビデオと口頭)が 弁護士のせいか、民法などとのからみが多く、退屈!・金貸し現場の本質(貸せるかどうか、信用調査の実際、回収・追い込み?)は 奇麗事しか出てこなくて、面白くない。・貸金業関係の法令は、コンピュータプログラムで言うと、「スパゲッティ・プログラム」の悪い見本で既存法令との整合性を保つために、枝葉末節を追加修正したもの。法律は妥協の産物といわれる所存。という印象。当日は、3種類の比較的厚い紙資料(テキスト、ポイント集のようなもの、法令集)が配られて、ビデオで弁護士の話を聞き、口頭でも別の弁護士の話を聞くスタイル。この紙資料の出版印刷元を見ると、金融庁関係の本を多く出版している『きんざい』である。こんなところまで受注かいな。FP検定でぼろ儲けの会社。どうやら、これらの講師の弁護士さんは、金貸しの現場はそれほど知らないようで法制度をキレイ事で話している。業界のリアルな講演すべきかと。人気ブログランキングへ