およそ30年ぶり仁徳天皇陵周辺を見物。公園は整備が良い。
仁徳天皇陵周辺には、およそ30年ぶりぐらいに来た(笑)。いわゆる仁徳天皇陵は、大阪城がある上町台地から続く台地の延長上にあり、地盤的に安定している。 ここの東方の数キロで、大阪府立大〔現在は大阪公立大〕があるので、以前はときどき大学への用事で仁徳天皇陵の傍を通過していたが、1回目の印象が弱いので2度以上訪問する気にならなかった。 今回、訪問すると公園として整備状態がよく(よく文句を書いている鶴見緑地よりずっと)、季節を変えて行っても良い場所である。==>さすがに面積では世界最大の墓であって『ユネスコが2019年7月6日、仁徳天皇陵古墳を含む「百舌鳥・古市古墳群」を世界文化遺産として登録済み』であり、格が数段あがるということでしょうかね。 ■ 仁徳天皇陵周辺の空撮画像(堺市のサイトより) ここは仁徳天皇陵として以前から有名で、築造時期は5世紀ごろと分かっていたが、元々誰の墓か確定していない。 現在は宮内庁により「百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)として仁徳天皇の陵墓に治定され、仁徳天皇陵(にんとくてんのうりょう)や仁徳陵古墳とも言う」のが通説だそうだ(苦笑)。呼び方は、仁徳天皇陵古墳または大仙陵古墳のどちらかが多い。 仁徳天皇陵古墳(大山古墳・大仙陵古墳) なお、「前方後円墳は日本独自のものではなく韓国にもあるという説」があり、実際に韓国にも前方後円墳が見つかってるが、日本のように古墳の外周に掘を造るのは日本独自とされている。 ◆ 仁徳天皇陵の入り口 (注:これより先、一般人は進めない) ◆ 宮内庁のお知らせ ◆ 外堀の画像 ◆ 大仙公園の案内図□ 堺市の大仙公園の紹介サイト --> 大仙公園 ◆ 大仙公園の中央に作られたモニュメント ◆ 広大な芝生公園の様子