NOVELS ROOM

ところで、さっきからミリック君の言葉を代弁する声が聞こえるけれど・・・。
はーい！私が一時的にミリック君の言語認識データを受け取ってるからでーす！
ん？どこから声が・・・？
こちらのPETからです。この中に、擬似人格プログラム、通称ネットナビのイオナさんがいまして、ミリックさんの付けているインカムのネットワークに侵入して、データを受け取ったということです。
そんな事が出来るのか・・・まだまだ勉強する事がたくさんあるという事を改めて実感できるな。
で、ヴィッセン、このあとどうするんだ？
ここは面白いところだからね・・・第二の研究所をここで築こうかなって。
また住民が増えるぉ！
人が増えるたび、部屋の空き部屋を心配するんですけどね。
まだまだ部屋はあるって言ってたし大丈夫でしょ？
せめて、研究が十分にでる部屋を紹介してもらいたな。
ただいまー・・・ってか、何この人だかり。
こうちゃん感知能力でわかってたのに知らないふりするんだね。
あ！ヴィッセンさん！
それに、ミリック！
なるほど・・・僕の推理によると、ミリックが脱走してヴィッセンさんがここに探しに来たけど、気が付いたら住民総出の大捜索になったってことだね！
なるほど、親はなんでもお見通しってことだね。
当然さ！
いや、先にそれに気がついたの僕だからね？わかってんの？
あ、はい、そうです・・・。
で、お前らは任務終わったから帰ってきたってことか？
ま、そういう事。
この馬鹿ヴァリスが余計なことしたから遅れに遅れたんだよ。
あとは管理人さんの更新速度のせいかな！！
一番の理由はそれだよね。
ほほぅ、こっそり話を聞いてりゃ言いたいこと言いますね。
誰だ君は？
生みの親を「誰」呼ばわりするキャラあんたが初めてだよヴィッセンさん。
（声：イオナ）ごめん、ぼくも「誰だろう」って思っちゃった。
あっそう・・・とりあえず、ミリック君にタブレット渡しなさいヴィッセンさん。
あ、じゃ、私の役目はこれで終わりってこと？
そういうことになるね。協力ありがとう。
いえいえ！
ってことでミリック君、君のタブレットだ。性能は前より良くしてあるから。
ありがとう！ヴィッセンさん！！
かなり言語がなめらかだな。ロボットが話している声ではないな。
人が話している言葉になるべく近づけるように調整したからね。
さすがはヴィッセンさん！！！
あ、そうそう、ヴィッセンさんのお部屋用意してきたからあとは自分で探してね。
他力本願か・・・。
あと、ミリック君は、フランシスとミジョルの部屋を大改造して、３人が入れる空間にしたんでご安心を。
わーい！
で、ミリック君をさずけるにはどうやったんですか！？
この記事の前回の記事を見てくれればわかるんじゃないか？
それな。


★っていうことで、ヴィッセンさんとミリック君が仲間に入りました。
ミリック君の誕生秘話は、小説にして書いてましたが、あとがきでまとめて書いちゃったのでいいかなーって。
さぁ、いつもの日常がはじまりますよ・・・！