テーマ:ワイン大好き!(30868)
カテゴリ:ワイナリー紀行
ワイン生産者を訪れるため、2005年の春にブルゴーニュとシャンパーニュに行ってきた。訪問した生産者は全部で37。テイスティングアイテムは約330。レストランで飲んだものも含めると約350アイテム以上。本当によく飲んだ日々だった。 Taupenot-Merme(Gevrey) Fourrier(Gevrey) Lou Dumont(Gevrey) Claude Dugat(Gevrey) Geantet-Pansiot(Gevrey) Lignier Michelot(Moret-Saint-Denis) Ponsot(Moret-Saint-Denis) Vogue(Chambolle-Musigny) J.F.Mugnier(Chambolle-Musigny) Georges Roumier(Chambolle-Musigny) Domaine du Viconte Liger-Belair(Vosne-Romanee) Jean-Yves Bizot(Vosne-Romanee) Mongeard-Mugneret(Vosne-Romanee) Anne Gros(Vosne-Romanee) Henri-Gouges(Nuits-St-Georges) Simon-Bize(Savigny) Chandon de Briailles(Beaune) Micheal Lafarge(Volnay) DE MONTILLE(Volnay) Michel Bouzereau(Meursault) Albert Grivault(Meursault) Pierre Morey (Meursault) Pousse d'Or (Volnay) Michel Gaunoux(Pommard) Jean Boillot(Puligny) Niellon(Chassgne) Ramonet(Chassagne) Guffens/Verget (Macon) La Soufrandiere (Pouilly-Vinzelles) シャンパーニュで訪問した生産者 Marie-Noelle Ledru(Ambonnay) Eric Rodez(Ambonnay) Gosset Brabant(Ay) Krug(Reims) Lenoble(Damery) Gonet Sulcova(Epernay) Eric Isselee(Cramant) Agrapart(Avize) テイスティングしたワインについて 訪問時に飲んだワインは、ボトル詰めされた2003年と、バレルの2004年が主体。たまに古いビンテージも飲んだ。どれを飲むかは生産者の方針次第。生産者によっては、未完成品であるバレルを出さないところもあった。 バレルのものについては、マロラクティック発酵途中のものもあり、当初は、良さがわからないのではと危惧していた。しかしこれだけテイスティングした結果としては、たとえマロの途中であっても、ある程度の善し悪しはわかることが判明した。すばらしい作り手のワインは、マロの途中であってもおいしい! 2003年,2004年ビンテージの印象
ワインの名称やコメントについて 今回の旅の目的は、一素人が楽しむために訪問しただけで、ジャーナリズムなどは目指していない。そのためワイン名やビンテージなどに間違いが含まれていてもご容赦いただきたい。とくに畑名付きのワインについては、生産者が畑名しか言わないこともあり、ヴィラージュ(村名)とプルミエ・クリュを間違っている部分もあると思う。いちおう気になったときには「これはヴィラージュですか」と聞いていたのだが、一日に何件もまわると、酔っぱらってしまうのだ(笑)。 あと後悔したのは、ボイスレコーダーを持って行けば良かったということ。かなり良い話をしてくれた生産者もいたのだが、それほどメモを取らなかったので(取れないといった方が適切かも)、あとになってろくに思い出せずに後悔している。それに1年前の話だしね。 今回はプロローグということで、1件だけ紹介。次回からは、3-5件紹介したいと思う。 Taupenot-Merme(Gevrey) トープノ・メルム ワインを探す> モノポールと思われがちなクロ・デ・ランブレを1樽だけ作っていることで知られるトープノ・メルム。小さな作り手と思いきや、10ヘクタールの畑で16種類のワインを作っている。それなりに大きなドメーヌだった。今回は赤ワインしかテイスティングしていないが、オークセやサン・ロマンでは白も造っている。 訪問時は元気のよさそうなマダムが出てきたが、テイスティングは娘さんに対応していただいた。親子ともども元気で明るそうな人柄が印象的。 2004年ものは、マロの途中ということもあって全体的に微発泡しているものが多い。全体的に青みを感じる味わい。2004年の中では強いてあげればマゾワイエールが良かった。2003年はかなり甘くバランスを崩しているように感じた。 バレル以外で良かったのは2002年のBel Air。1997年のシャルムはスケールが小さめ。残念ながらクロ・デ・ランブレは飲めなかった。 元気が良さそうな娘さん結構立派なドメーヌの建物。これだけ立派だったらシャトーといえそう。 <TASIING ITEM> 2004年はバレルテイスティング 2004 Saint-Romain Rouge サン・ロマン ルージュ 2004 Auxey Durresses オークセイ・デュレス ルージュ 2004 Auxey Durresses 1er Cru Les Duresses オークセイ・デュレス 1er Cru レ・デュレス 2004 Auxey Durresses 1er Cru Les Grands Champs オークセイ・デュレス 1er Cru レ・グラン・シャンプ これまでではこれが一番良い。 2004 Morey-Saint-Denis モレ・サン・ドニ 2004 Morey-Saint-Denis 1er Cru La Riotte モレ・サン・ドニ 1er Cru ラ・リオット 2004 Chambolle-Musigny 1er Cru La Combe d'Orveau シャンボール・ミュジニ 1er Cru ラ・コンブ・ドルヴォー ガチガチ。 2004 Gevrey-Chambertin 1er Cru Bel Air ジュヴレ・シャンベルタン 1er Cru ベレール クロ・ドベーズの上にある良い場所。青いけどタイプ。 2004 Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Pruliers ニュイ・サン・ジョルジュ 1er Cru レ・プルリエ オークを強く感じる。 2004 Charmes-Chambertin シャルム・シャンベルタン 2004 Mazoyeres-Chambertin マゾワイエール・シャンベルタン 2004年のなかでは一番良かった。 2003 Gevrey-Chambertin ジュヴレ・シャンベルタン 2003 Morey-Saint-Denis 1er Cru La Riotte モレ・サン・ドニ 1er Cru ラ・リオット 2002 Gevrey-Chambertin 1er Cru Bel Air ジュヴレ・シャンベルタン 1er Cru ベレール 2002年らしいバランスのよさ。 1997 Charmes-Chambertin シャルム・シャンベルタン それほど凝縮感はなくスケールも大きくない。 トープノ・メルムのワインを探す> パート2につづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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