カテゴリ:国内、国外美術館を巡る旅
翌朝、荷造りをしていると、見慣れない物体がテーブルにあった。はじめは灰皿なのかと思ったけれど、カードらしきものが添えられているので読んでみる。
「お食事です。直島の夜のひとときをごゆっくりお過ごし下さいませ。」 どうやら夜食らしい。昨日の夜からおいてあったようなのだが、気づかなかった。さすがベネッセ。ランチボックスもアートしている。 小振りなおにぎりが入っている。 きょうは徳島県鳴門への移動日。朝は散歩がてらに屋外作品を見て回り、その後はフェリーで高松に向かう。高松までは約1時間の旅。高松の港は、市内の中心部に近いこともあって、ものすごく都会の雰囲気。直島とのギャップが大きい。高松は経由地だけのつもりだったのだが、計画より早く直島を出発することになったので、高松市内を散策してみた。 高松港 まずは本屋に突入しガイドブックを確認。その結果、栗林(りつりん)公園が名所らしいということが判明。そのまえに、まずは腹ごしらえ。讃岐といえば「うどん」。たしかに都内のハンバーガーショップ並みに乱立している。 「かま玉」を食す。はじめから味がついていておいしい。 高松の中心街だと思って写真を撮ったら、ここは車の中央通りで、これと平行して全長1キロ以上の巨大なアーケード街がある。そちらが人の中心地。徳島よりもはるかに都会である。 その後、栗林(りつりん)公園へ。高松駅からは2.4kmくらい。バスや電車が出ている。栗林公園の歴史をたどると17世紀にまでさかのぼることができ、高松藩の庭園として利用されてきた。明治5年に県立公園となり、現在は国の特別名勝に指定されている。特別名勝に指定されている庭園の中で最大の広さで、東京ドームの3.5倍の広さを持っている。 栗林公園オフィシャルWebサイト 次の目的地「鳴門」までは、JR特急うずしおに乗って池谷(いけのたに)乗り換え。JR鳴門線で数駅。待ち合わせがよければ全部で約1時間半の旅。待ち合わせが悪いと2時間以上。地方では忍耐が必要なのだ。 池谷駅の風景。実は反対側に町があるのだが、こっちの方がアングルが良いので。 鳴門に到着。どこか食べるところはないかとガイドブックを調べる。駅から20分程度歩いたところにある「味処あらし」tel 088-686-0005を訪問した。土曜日ということもあってか、6時前だというのに地元の人でいっぱい。わたしが入った10分後には、満席になり待ち行列が出来ていた。 ボリュームと内容を考えればたしかにコストパフォーマンスがよい。ただし天然鯛は旬を外しているので、別にふつうといったところか。翌日も含めて、鳴門では鯛をたくさん食べた。 赤いかの定食。\1500なり。たしかに安い。 定食の付属品 別注文の鳴門の天然鯛 パート9に続く> <パート7に戻る 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.30 12:30:47
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