テーマ:今日のワイン(6038)
カテゴリ:ワイン会あれこれ
前回からの続き。今回は赤ワイン編。
2004 Vosne-Romanne 1er Cru Les Beaux Monts(J.L.Raillard) ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ボーモン(J.L. ライヤール) Bourgogne, France 写真なし。DRCで働いていたということでインポーターが売り出しているドメーヌ。2002年のACブルは経験済み。ものすごく淡い色調が特徴。ACブルはイマイチだと思った。 そしてこのプルミエ・クリュも、とても薄い色合い。しかし、とても華やかな芳香が豊かにただよう。2004年の赤ということもあり少し酸は目立つけど、豊かな香りと、噛みしめると味わいのある、なめらかなボディーでしっかり存在感を示す。 これは予想外においしくてびっくり。ライヤール侮(あなど)るべからず。 ライヤールのワインを探す> 1999 Langhe Rosso Monsordo(Ceretto) ランゲ・ロッソ モンソルド(チェレット) Piemonte, Italia ネッビオーロ主体で、カベルネとメルローのブレンド。いかにもイタリアっぽいパッションがあふれ、素直においしい! ブレンドのためかネッビオーロの堅さはなく完全に飲みごろ。あらためて値段を調べると、かなりコストパフォーマンスの良いワインだと思った。 モンソルドを探す> 1998 Chateauneuf-du-Pape Vielles Vignes Magnum(Domaine de la Janasse) シャトーヌフ・デュ・パープ ヴィエユ・ヴィーニュ(ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス) Cotes-du-Rhone, France わたしの持参品2本目。以前の講義で、ノーマルの2002年が出たとき、石田さんがジャナスに対する思いを告白。とくにAOC Cotes-du-Rhoneはお買い得と絶賛していた。そんなこともあって、前から持っていた98年のヴィエユ・ヴィーニュを持ってくることにした。もちろん、マグナムならば相手に取られても、まだ残るという打算も働いたことはいうまでもない(笑)。 かなり冷たい温度でサーブされたこともあって初めは怪しかったけれど、温度が上がってくると、スパイシーでとっても果実味豊か。嫌みっぽい濃さじゃないけど、かなり甘いのには驚いた。98年というグレートビンテージとヴィエユ・ヴィーニュの相乗効果か。とりあえず、まっとうなコンディションで安心した。 ある意味、若いうちの飲みごろだとは思うけど、個人的にはもっと熟成させたい。ボノーのセレスタンのようになってくれるとありがたいのだが...。まあ、それはないだろう。ブティーユをあと1本持っているので、5年後か10年後か。 ジャナスのワインを探す> 1994 Cotes-du-Rhone Ceps Centenaires La Meme(Domaine Gramenon) コート・デュ・ローヌ セップ・サントネール・ラ・メメ(ドメーヌ・グラムノン) Cotes-du-Rhone, France 写真なし。これはわれわれのテーブルで確保したものではないのだけど、少しだけグラスでいただいた。持参者が自信を持っていたように、たしかにこれは一番驚いたワイン。 10年以上の熟成によって、とてもなめらかな液体へと変貌を遂げ、少しエッチなニュアンスもある。ローヌだと言われれば、たしかにアフターにスパイシーさや土っぽさが残るが、ブラインドで飲んだらピノと間違う人も多いと思う。 自分のストックを確認すると3本も持っていた。上のキュヴェも残っているので試さなくては。 1998 Cotes-du-Rhone Les Laurentides 1998 Cotes-du-Rhone La Sagesse 1998 Cotes-du-Rhone Ceps Centenaires La Meme メメを探す> グラムノンのワインを探す> 1991 Pommard(Chateau de Pommard) ポマール(シャトー・ド・ポマール) Bourgogne, France 写真なし。やわらかくてチャーミングなワイン。これも全然へたってなく、もっと若いように感じる。 シャトー・ド・ポマールを探す> 1991 Ch.Clerc Milon シャトー・クレール・ミロン Pauillac, Bordeaux, France 91年のボルドーという前提知識を超えて、意外にしっかりしたボディーと絶妙の熟成でかなりおいしい。少し青っぽい感じはあるもののフラン好きのわたしにとってはストライクゾーン。そういえば8年くらい前に飲んだムートンの91年もおいしかった。91年はムートン陣営の成功年なのか。 1991 クレールミロンを探す> 1989 Ch.Ch.Olivier Rouge シャトー・オリヴィエ Pessac-Leognan, Graves, Bordeaux, France 個人的には赤よりも白の印象があるオリヴィエ。89年というグラーヴのグレートビンテージながら、これは結構落ち気味。 2003 Kallstadter Kobnert Beerenauslese Ortega 375ml(Ferdinand Pieroth) カールスダッター・コブナール ベーレンアウスレーゼ オルテガ(フェルディナンド・ペロース) Pfalz, German イマイチ読みに自信なし。ドイツにしてはかわいいエチケット。オルテガの限界か。変な癖はなくてそれなりにおいしいのだが、一流生産者によるベーレンのような切れ味はない。 一部の人が「補糖している?」と言っていたが、それは間違い。ドイツでQ.m.P以上のワインは、補糖を認められていない。というか補糖する一番の理由はアルコール度を上げるためなので、残糖があるから補糖ってのは、考えとしてちょびっと違う。 NV Moutard Rose de Cuvaison Brut Reserve ムタール ロゼ・ド・キュヴェゾン ブリュト リザーヴ Champagne, France デセールに合わせてシャンパーニュ。ごちそうさまでした。 今日の料理 ホワイトバランスが合わなくて黄色がかってしまった。マニュアル撮影すれば良かったか。あとはメインを取り忘れ。牛肉だった。料理名は完全に失念。 ホタテのローストとジュレ フォアグラのテリーヌ 魚料理。薄切りのカブ?の中にソテーした魚が入っている デセール 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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