000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006.12.20
XML
カテゴリ:自宅ワイン会
いよいよ赤シリーズ。アペラシオン違いでそろえてみた。当初は全部オールドビンテージにしようと思ったけれど、万が一、全部こけるとさすがに怖い。ショック メインがラトゥールということもあり、スタートはレ・フォールの2000年にしてみた。

Les Forts de Latour
2000 Les Forts de Latour
レ・フォール・ド・ラトゥール
Pauillac, Bordeaux, France - 赤辛口
\6,500くらい, 2003年3月購入

はっきり言ってすごい。目がハート

グラスに注いだ瞬間から沸き立つ力感、沸き立つ香り。シダー、森の下草、黒系果実。言葉では表現しきれない香りの要素。パワーとエレガンスの両立。当然若々しいけれど、若いときの飲み頃感があって、今飲んでもかなりおいしい。グッド

今まで2000年ボルドーをそれほど飲んでいるわけではないけど、もっとも印象深いもの。レ・フォールでここまでおいしいと、ファーストは一体どうなんだろうという気がする。

楽天を調べると\13,545が最安値。ファーストが、その何倍も高いことを考えるとリーズナブルに思えてくる。とはいえ、\20,000を超えるようになると、他の選択肢も出てくるので微妙なんだけどね。

2000年のレ・フォールを探す>


ラタトゥイユ
ラタトゥイユ

手打ちのフェットチーネ 小柱とブロッコリーのトマトクリームソース
色かぶりして画像がイマイチだけど、友人作の手打ちパスタ。おいしゅうございました。
手打ちのフェットチーネ 小柱とブロッコリーのトマトクリームソース


Pavillon Rouge du Ch.Margaux
1986 Pavillon Rouge du Ch.Margaux
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー
Margaux, Bordeaux, France - 赤辛口
\10,000くらい, 2000年3月購入

レ・フォールほどの一般的評価はないけれど、なぜか相性のよいパヴィヨン・ルージュ。ちょっと前までは、新ビンテージが5千円以下だったのでたまに買っていた。飲んだなかでは、95年や99年あたりは良かったと思う。

ファーストが高評価の86年。温度が低くて香りが立ちづらいけど、少し熟成が入ってほどよい飲み頃感。熟成による、しなやかさはあるし、まだ果実も力も残っている。優等生的なキャラクタ。ただしレ・フォールと比べると、ファーストとは明確に差のある味わいだと感じた。

後悔するのはサーヴ温度の低さ。素直にデキャンタージュすれば良かった。そうしたらもっと楽しめたかもしれない。

個人的には、レ・フォールの印象が強すぎで何気なく過ぎ去ってしまったけれど、これが一番好きという人もいた(次回登場するラトゥールを除いて)。今回の赤3本は、だいぶキャラクタが違うので、好みの分かれるところだと思う。

パヴィヨン・ルージュを探す>


牛肉の赤ワイン煮 なめらかマッシュポテトを添えて
牛肉の赤ワイン煮マッシュポテト


Ch.Cos D'estournel
1971 Ch.Cos D'estournel
シャトー・コス・デストゥールネル
St-Esteph, Bordeaux, France - 赤辛口
\10,000くらい, 2000年11月購入

ボルドーの71年とは、凄まじく相性がよいのだけど、当初のリストでは一番不安だったワイン。10年くらい前(?)「田崎真也のワインライフ」誌上で行われたコスの垂直テイスティングでは、かなり枯れていると評価されていたし、購入した2000年当時でも1万円は安すぎだった。でも終わってるワインを飲みたいという奇特な意見(?)もあったのでセレクトしてみた。

不安に思いながら抜栓してみると、まだまだ健全な雰囲気。味わいとしてはピークを越えて下り坂に入っているけれど、ライフサイクル全体で見れば、まだまだ飲み頃の一部。酸化のニュアンスはないし豊かな熟成香。果実もまだ残っていて、コスらしいメルローの多さも感じる。こういう裏切りはうれしいですなあ。

楽天の最安値が\33,600。なかなかの勇気のいるお値段ですなあ。

[1971] シャトー・コス・デストゥルネル / サン・テステフ フランス ボルドー / 750ml / 赤

コス・デストゥールネルを探す>


この3本はキャラクタが違うので、同一線上で比較できないけれど、端的に印象をまとめると以下の通り。どれを選ぶかといわれれば、両極端のレ・フォールとコスを選ぶかな。

レ・フォール=若いパワー
パヴィヨン・ルージュ=適度な熟成感
コス=枯れ始めの古酒


まだつづくのであった。次回はフィナーレ。感涙滂沱。


気が向いたら投票お願いします→banner_01.gif





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.12.22 08:34:48
コメント(6) | コメントを書く
[自宅ワイン会] カテゴリの最新記事


PR

サイド自由欄


フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

コメント新着

busuka-san@ Re:エチケットが美しいシャブリジェンヌのロゼ(11/17) お気遣いありがとうございます。Yahooメー…
ねこまんまねこ@ Re:エチケットが美しいシャブリジェンヌのロゼ(11/17) ブースカ様 何らかの方法でお教えいただ…
busuka-san@ Re[1]:今年はひどいブショネによく出会う(06/12) shinakunさんへ ごぶさたしています。返事…
shinakun@ Re:今年はひどいブショネによく出会う(06/12) こんばんは!お久しぶりです🙇‍♂️ 今でも…

プロフィール

busuka-san

busuka-san


© Rakuten Group, Inc.
X