テーマ:ワイン大好き!(30863)
カテゴリ:自宅ワイン会
規定のワインを飲み終えてセカンドラウンド。ブルゴーニュとは離れてみようと思い、イタリアワインをチョイス。
1999 Percarlo(San Giusto A Rentennano) ペルカルロ(サン・ジュースト・レンテンナーノ) Toscana, Italia - 赤辛口 \10,000くらい, にしのよしたか, 2002年12月購入 ワイナートで絶賛されて注目されたペルカルロ。そこそこおいしいのだけど、巡り合わせの問題か、今まで驚くようなものには出会ったことがない。 う∼ん、イタリアの香り! 濃いめの色調で、ちょっと色気のあるよさげな雰囲気。密度感のあるボディ。少しタンニンは粉っぽいものの、まだ力強いタンニンが残る。今まで飲んだペルカルロではよい方。若いけれどなかなかおいしい。もっと熟成させて飲んでみたい。 ペルカルロを探す> モンドール モンドールの季節も最後。香りが強いので上級のブルゴーニュとは合わせづらいけれど、トロトロでうまい。 NV(2002) Edizione Cinque(Farnese) エディツィオーネ・チンクエ(ファルネーゼ) Puglia & Abruzzo, Italia - 赤辛口 \4,200, 松坂屋, 2004年10月購入 わかりやすいワインということでファルネーゼのエディツィオーネ・チンクエ。モンテプルチャーノ、サンジョベーゼ、プリミティーヴォ、ネグロアマロ、マルヴァージア・ネラの5種類のブレンド。スーパーヘビー級の瓶に入っている。あまりにも重いので計ってみると、DRCが850グラムで、これは1200グラム。ヒー! 真っ黒。ハーブやミント、煮詰めたジャム。凝縮感があり、プリミティーボ(ジンファンデル)が入っているせいか少し甘い。この値段でこの味わいは立派。ペルカルロよりも人気が高かった。焼き肉やすき焼きなど、しっかりした味付けの料理に合わせたい。 ファルネーゼのエディツィオーネ・チンクエを探す> ここまでで、そこそこ(アルコール的)充足感はあるものの、みんなまだ欲望の目をしている(笑)。エディツィオーネ・チンクエの次は、なかなか難しいと思い、いっそのことブルゴーニュに戻ってみることにした。 2000 Chambolle-Musigny 1er Cru les Hauts-Doix(Domaine Robert Groffier) シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・ゾードワ(ロベール・グロフィエ) Bourgogne, France - 赤辛口 \7,500, ワインセラーパリ16区, 2003年4月購入 2003年の購入直後にも飲んでいるこのワイン。そのときは普通の印象だったため、期待しないで開けたらジャスト飲みごろ。 エディツィオーネ・チンクエで甘くなった口の中を、ナタで切り裂くような鮮烈な印象。グロフィエらしい骨格の太さとシャンボールの繊細さの融合。オスピスのマジ・シャンベルタンより上ではないかというメンバーもいる始末。 わたし自身、古酒と古酒じゃないワインを比較するのは難しいけれど、たしかに印象度という点ではマジ・シャンベルタンよりも上。ここに来てメンバーも減っていたのに、あっという間に飲み干してしまった。 2000年のメルキュレも良かったけれど、これも若いときの飲みごろ。この前のレフォールも良かったし、ひょっとして今2000年って飲みごろ? 在庫を調べてみるとグロフィエさんも高くなってますな。プルミエは軒並み1万円以上。ユーロの上がり具合を考えれば納得なのだけど、良いビンテージのエシェゾーが1万円台前半で買えたことを知っている身としてはなかなかつらい。でも、このくらいすばらしかったら納得だと思いますぜ。 グロフィエのシャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・ゾードワを探す> まとめ: DRCは期待が凄まじく大きかっただけに、そこまでではなかったもののすばらしいワインだった。また全体的においしいワインがちりばめられていた。それ以外で印象に残ったものを挙げると、 エグリ・ウーリエ、 コシュ・デュリのアリゴテ、 ヴィレーヌのメルキュレ、 グロフィエのシャンボール、 次点でリジェ・ベレールか。もちろんエディツィオーネ・チンクエもCPに優れた良いワインなのだけど、飲む状況は選ぶと思う。 気の知れた友人とおいしいワインとおいしい料理。極楽のひとときであった。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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