テーマ:今日のワイン(6038)
カテゴリ:自宅ワイン会
昨日の続き。カベルネ編。
1995 Joseph Phelps Insignia ジョセフ・フェルプス インシグニア $125, K&L(San Francisco), 2000年6月購入 ずいぶん前にサンフランシスコで買ったインシグニア。今回調べてみるとパーカーポイント97点という高得点。 独特のニュアンス。なんて表現して良いのかわからないけれど、しっかり熟しているんだけれど、野菜っぽいというか、独特のこく。10年近い熟成もあって、若いときの果実味はなくなり、全体的に柔らかくなりはじめ。熟成香が出るまでには至っていない。 わたしはダンのほうが好きだったけれど、今日一番人気だったワイン。インシグニアは高くて、そう簡単に手が出るものじゃないけれど、ふつうのカベルネもお勧め! ジョセフ・フェルプスのワインを探す> [1996] インシグニア/ジョセフ フェルプス\20,475 インシグニアは、結構いい値段になってますなあ。 Dunn Cabernet Sauvignon Howell Mountain ダン カベルネ・ソーヴィニョン ハウェル・マウンテン \12,600, ワインセラーカツダ, 2000年3月購入 こちらのほうが正当派のカベルネスタイル。スパイシーで、しっかりとコクもある。あきらかに高級感のある味わいではあるけれど、こちらもまだ熟成途上で、柔らかくなり始めてはいるものの、熟成香が出るまでには至っていない。 とはいえ、いずれもトップクラスのカベルネなので、バランス良く仕上がっている。 [1996] ダン・ヴィンヤード ハウエル・マウンテン カベルネ・ソーヴィニヨンDunn Vineyard H... 2000 Ch.Lagrange(no photo) シャトー・ラグランジュ St-Julien, Bordeaux, France - 赤辛口 \4,500くらい, ワイナリー和泉屋, 2004年10月購入 レ・フォール2000年の再現を期待して出したのだけれど、意外におとなしく、この順番だと厳しい。ラグランジュとプリモ・パラトゥームは、半分以上残っているので、別途レビューしたい。 2000 Cahors "Mythologia"(Primo Palatum) カオール "ミトロジア"(プリモ・パラトゥーム) Sud-Ouest, France - 赤辛口 \7,000くらい, 松澤屋, 2003年4月購入 ラグランジュが思っていたのと違ったため、何かと思って出したのがこれ。とてもシルキーで品位を感じる酒質。値段を聞かれて 「3千円台か、それとも6千円台、どっちだったかなあ」 と答えたけれど、高い方が正解でした。ある意味やっぱり。 牛肉の赤ワイン煮 水牛のモッツァレラとトマトのパスタ etc,... まとめ: 今回のカリフォルニアの中で、飲みごろだと思ったのはパッツ&ホールだけで、とくにカベルネは中途半端な感じ。若いときの果実味はないし、かといって熟成香が出ているわけでもない。もちろん独断と偏見の意見だけど。 最近90年代なかばのトップクラスのカリフォルニア・カベルネを数回飲んでいるけれど、個人的な好みだと、けっこう若いときって好きなんですよね。その昔、オーパスを訪問したときに飲んだオーパス・ワンはおいしいと思ったし、インシグニアも若いときに飲んだほうが印象的だった。 ちなみにオーパス・ワンのテイスティング環境は抜群。リーデルのボルドーグラスのような大振りなグラスでたっぷり飲めるし(その代わり高い)、晴れ渡ったすがすがしい天気のなか、広い屋上でゆっくり飲めるんですよね。まあ、あの環境で飲めば、どんなワインもおいしく感じてしまうかも。 今回はそれなりに良いワインを出したので期待も高まっていたのだけれど、個人的には少し不満足。ハズレはなかったのだけれど、そのかわりすごいのもなかった。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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