カテゴリ:美術展
永青文庫と川越市立美術館に行ってきた。両方とも今回までまったく知らない美術館だったのだけれど、特別展の情報を新聞やWebで見て、興味あったので行くことにした。
永青文庫は目白の椿山荘のすぐそば。閑静な住宅地にある。旧熊本藩細川家の屋敷跡で、細川家のコレクションを展示している。今回行こうと思ったのは、現在開催されている 「鴎外・漱石と肥後熊本の先哲たち」 で、宮本武蔵筆と伝えられる「捫腹布袋図」が展示されていからだ。武蔵好きとしては見逃せない。 広い敷地にぽつんと建物がある あまりにもマイナーな美術館なので誰もいないと思ったけれど、ほかにも数名の見学者がいた。このあたりは、東京の懐の深さ、人口の多さだろう。 建物は昭和11年に建造したもので、天井も高く独特の雰囲気がある。また展示ケースはすべて木製で歴史を感じる。展示作品はそれほど多くないけれど、空間も含め、興味深い美術館だ。数ヶ月おきに展示替えしているようなので、たまにふらっと立ち寄りたい。美術館好きなら、とりあえずは行って後悔しないと思う。 続いて、川越の川越市立美術館へ向かう。美術館は、川越の小江戸地域(?)から、歩いて7,8分のところにある。今回の目的は 開館5周年記念特別展 没後100年 橋本雅邦展 を見るためだ。橋本雅邦は、横山大観の師匠格にあたる人物である。 美術展の詳細は、このブログやこのブログを見ていただくとして、70点を超える雅邦の作品を一度に見れるのは楽しい。 あと、近くにある山崎美術館にも、雅邦作品が多数展示されているので、ついでに訪れたい。 来るときはバスに乗ったけれど、帰りは観光もかねて歩いて帰ることにした。小江戸地区には、昔ながらの建物がたくさん残っている。 ・小江戸地域の観光情報はこちら 時の鐘 今回は超マイナーともいえる美術館をはしごしたけれど、どちらも質は高く満足度は高い。また川越に行くなら、十分余裕を持って行き、川越観光も楽しみたい。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.17 12:09:17
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