テーマ:京都。(6113)
カテゴリ:国内・海外旅行
この日は念願の桂離宮へ。桂離宮をはじめ、京都御所や仙洞御所、修学院離宮は事前予約が必要な施設だ。なかでも桂離宮の競争率は高い。
申し込み方法は、往復はがきによる抽選とネット予約があって、ネット予約のほうは三カ月前の予約開始からすぐにいっぱいになってしまう。それほど前から予定を立てていたわけではないので、今回は抽選に賭けたところ見事当選。ラッキー! それで訪問となった。 桂離宮は、京都駅から真西に5キロほど行ったところ。阪急の桂駅からは1キロ強。ちょうど駅のレンタサイクルが\300/日だったので借りることにした。それにしても\300は安すぎる。京都の中心部だと\1,000以上が当たり前で、あの福岡の柳川でも\500。 宮内庁の施設なので皇宮警察の警備が厳しい 一度に入れるのは30人ほどで、グループごとに係の人が説明してくれる。また外国人向けにオーディオガイドも用意してある。 中央に池があり、その周囲に茶室が点在している。池の色が汚いのは、いつもなのか、それとも2日前に降った雨によるものかは不明。 桂離宮で特徴的なのは踏み石(?)。砂利道以外の土の地面には必ず置いてある。 日本的総天然色。緑と赤、そしてピンクの色彩が美しい。 ふすまの取っ手が矢の形 こちらは櫂(かい:オールのこと)になっている ものすごく期待していたこともあって、そのふくらみすぎた期待ほどではなかったのだけれど、木々の美しさは印象的だった。また手入れの行き届き具合もすごい。そして同時に30人程度しか入れないため、とても静かに落ち着いて見られるのは素晴らしい。 ランチの予約まで時間があるので地図を探索。桂川沿いをサイクリングして、ゆっくり鈴虫寺に行くことにした。 桂川 菜の花が美しい さらに上流に行くと嵐山。ちゃんとサイクリングロードが整備されている しばらくして鈴虫寺に到着 何の前提知識も無しに来たのだけれど、ここは中に上がって20~30分程度、毎回お坊さんの話を聞くようになっている(お茶とお菓子付き)。そして中には鈴虫寺という名前の由来にもなっている鈴虫が飼われている。鈴虫は本来季節ものだけれど、一年中温度管理することによって、いつ来ても見られるとのこと。 ここの見所は、なんと言ってもお坊さんの話。 落語家も真っ青の話し上手。別にありがたい説法をするわけではなく、お寺の説明やお参りの仕方などを説明するだけなのだけれど、笑わせることに命を賭けているというか、笑いどころ満載。少々くどいので終盤になるとつらくなるけれど、一度は訪問の価値あり。 また部屋は入れ替え方式なので、一般のお寺のように連続で入れない。シーズン中の土日はとても混むので、平日がお勧めとのこと。アクセスしづらいこともあり、今までまったく意識していなかったお寺だけれど、とても人気があるようだ。平日なのにけっこう込んでいた。 文字通り亀の甲羅のような節目の竹 ひとつだけ願いを叶えに来てくれる、わらじを履いたお地蔵さん 次はランチの目的地「筍亭」へ。 Part7へつづく Part5へ戻る 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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