カテゴリ:国内、国外美術館を巡る旅
箱根へ美術館巡りに行ってきた。きっかけは、箱根ポーラ美術館のチケットが当たったこと。それで調べてみると、入場者向けのジャズコンサートが開催される日があったので、この日に行くことにした。
あいにくこの日は雨。 最近の休日は天気が悪い。箱根といえばロマンスカーだけれど、今回使ったのは小田急の高速バス。これだと箱根の美術館付近まで直通なので便利がいい。 箱根にはたくさんの美術館があるけれど、とくに仙石原と呼ばれる地域には密集している。今回訪問した美術館も全部その地域。 最初に訪問したのは箱根ラリック美術館。ガレと並ぶガラス工芸で有名なルネ・ラリックの美術館。2005年開館と新しい。 調べてわかったのだけれど、箱根の美術館の入場料はいずれも\1,500前後と高い。チケットショップや前売り券、割引券などを活用したい。今回、都内のチケットショップではほとんど見つけることができず、割引券や前売り券を利用した。ラリックについてはローソンのLoppiで\300引きの前売り券を購入できる(Lコード:39049)。 箱根ラリック美術館 緑あふれる豊かな場所で、敷地には美術館棟のほかに、雑貨屋のような大きな土産物屋やレストランなどがある。レストランや土産物屋にはチケット無しでも入れるようだ。今回は入らなかったけれど、ここのレストランはおいしそう。また土産物屋(雑貨屋)はとても充実している。 奥に見えるのが美術館棟 展示品は、香水瓶や花瓶などのガラス工芸品を中心に、貴金属の宝飾品なども展示されている。新しい美術館らしく、とても美しい内装&展示が印象的。作品点数も多いので60分はゆうにかかる。ガラス工芸は日ごろ見慣れていないこともあって、今回訪問した美術館では一番印象的だった。 オリエント急行 レストランの横にはヨーロッパから輸入したオリエント急行の車両が展示されている。7年くらい前までフランス=トルコ間を走っていた車両。なぜあるかといえば、内装をラリックが手がけているから。別途\2,100払うと、中に入ってお茶を飲める。 高いとは思いつつも、めったに来ない場所なので入ることにする。時間ごとの入れ替え制で45分間。内容は以下のとおり。 ・ポットサービスのコーヒーor紅茶、ケーキ ・説明映像 ・係員の説明 イスやテーブル、スタンドライトなどすべてオリエント急行で使用していたもので、内装や塗装も一切いじっていない。列車とは思えないゆったりさを満喫できる。ただしお茶とケーキがついているとはいえ\2,100は微妙。美術館の入場料と合わせて考えると\3,600もしてしまう。せめて\1,000-\1,500くらいにして欲しいところ。 美術館の敷地は緑にあふれていて美しい 箱根ラリック美術館はお勧め。オリエント急行に入場しない場合でも2時間の余裕は持ちたい。 続いて、箱根ガラスの森美術館へ。ここはヴェネツィアをイメージした美術館で、伝統的&現代ヴェネツィアン・グラスが展示されている。また今回は「愛の扉をひらく指輪展」という特別展も開催されていた。 上記写真のアップ これからだけれどあじさいの散策路がある ミュージアムショップ1 展示室と同じくらいは言い過ぎかも知れないけれど、相当大きなミュージアムショップがある。それまでまじめに見ると1時間以上はかかりそう。また併設のカフェではカンツォーネの生演奏がある。 ヴェネツィアングラスに興味のある方はどうぞ。とはいえ、わたし自身はそれほど興味がないこともありいまいち。また建物が人為的でヴェネツィアとは違うような...。とはいえ、特別展の「指輪」はけっこう面白かった。 Part2へ続く。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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