テーマ:ワイン大好き!(30868)
カテゴリ:ワイン会あれこれ
最近はブログのバックログがたまって更新が遅れ気味。お待ちいただいているみなさま、すみません。
ちょっと前の話になってしまうけれど、この日は神田のVilla Dueでのワイン会。テーマはトスカーナ。 2007 Frascati Superiore(Poggio Le Volpi) フラスカーティ・スペリオーレ(ポッジョ・レ・ヴォルピ) これだけトスカーナ以外。ローマがあるラッツィオ州。トスカーナから近いってことで選んでみました。 すっきり・さわやか系のスタイルながらもしっかりとした構造。フラスカーティには薄くてシャバシャバなものもあるのに立派。購入店で\1,200ということを考えるとコストパフォーマンスが高い。多くの人が\2,000以上と思うはず。はじめに飲む一本としてはいいし、今回人気も高かった。 低価格イタリアンやピザ屋には、これをハウスワインにして、\3,000以内で出してもらいたい。 ポッジョ・レ・ヴォルピのフラスカーティを探す> 2007 Vernaccia di San Gimignano(Fontaleoni) ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ(フォンタレオーニ) トスカーナの白といえばサン・ジミ。トスカーナの白を飲んでもらいたいと思ってセレクトしたのに軽いブショネ。残念。 2004 Chianti Classico(Fontodi) キャンティ・クラシコ(フォントディ) リーズナブルなキャンティでは、もっとも気に入っている銘柄のひとつ。安いのに熟成もきくのが立派。2004年のキャンティは良好。 現時点では酸のシャープさが目立つけれど、サンジョベーゼの良さを引き出した、作為のない造り好印象。今日のなかでは人気トップ3の一本。熟成するとさらに良くなるので、複数本ストックしておきたいところ。 フォントディのキャンティを探す> キャンティ・クラッシコ[2004]フォントディ 1999 San Leone(Castello Sonnino) サン・レオーネ(カステッロ・ソンニーノ) 2007年にフィレンツェに行ったとき、もっとも印象に残ったのが、この作り手のCantininoというワイン(そのときのブログ)。それで同じ造り手のワインをセレクト。サンジョベーゼ、メルロー、プチヴェルドのブレンド。 今日のなかでは熟成感があるボトル。スーパータスカン系の味わい。約4千円と、後半のワインとは価格差があるのに、価格差ほど質的な差は感じない。 1996 Luce(Frescobaldi & Robert Mondavi) ルーチェ(フレスコバルディ、ロバート・モンダヴィ) ほどよい熟成でエッジに艶めかしさ。力強さと熟成感のバランスがすばらしい。今回の一番人気。 96のルーチェを探す> 1996 Sassicaia(Tenuta San Guido) サッシカイア(テヌータ・サン・グイード) イマイチと言われていた時期なので、いい年と比べると薄いし弱い。サッシカイアとして飲むと残念だけれど、まだタンニンもあり、いま飲むより、もっと熟成させたい。 1998 Ornellaia(Tenuta dell'Ornellaia) オルネライア(テヌータ・デロルネライア) リリース直後はインパクトのあるスタイルが気に入りケース買い(6本入り)したもの。パワーは健在だけれど、当初の果実味が薄れ、現在は熟成途上の中間期。 1998 Masseto(Tenuta dell'Ornellaia) マッセト(テヌータ・デロルネライア) こちらもオルネライアと似た印象。いいワインだとは思うけれど、強さが目立つので、最低でも5年以上は熟成させたい。 1988 Vin Santo(Fattoria di Felsina) ヴィン・サント(ファットリア・ディ・フェルジーナ) 締めの甘口。トスカーナに行くと、日本では考えられないくらいヴィンサントが一般的に売られてる。またレストランでも、よく出される。ってことでセレクト。 若いヴィンサントと比べると深みがあって複雑。とはいえ20年近くたっている古くささはなく健全。酸っぱい系の甘口が好きなので好みとは違うけれど十分おいしい。 料理は2皿だけを紹介。 大山鳥とトマトのペンネ ルッコラとケッパーと共に 蝦夷鹿のうちもも肉のロースト、プルーンのソース サツマイモと共に まとめ 一番人気は圧倒的にルーチェ。セカンドグループは、フラスカーティ、フォントディのキャンティ・クラシコ、ソンニーノのサン・レオーネあたり。後半の高額ワインの人気が低かったのは、マズイわけじゃなくて今飲みごろじゃないからってことと、値段を考えてなのかな。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ワイン会あれこれ] カテゴリの最新記事
|
|