カテゴリ:自宅ワイン会
Part1に引き続き、こんどは赤と食事。
1998 Etude Pinot Noir エチュード・ピノ・ノワール Napa, California, USA - 赤辛口 $38.95(当時のレートで約4,500円, K&L, 2000年6月購入 今ネットで検索してみると結構見つかるけれど、2000年当時は珍しかったエチュードのピノ・ノワール。サンフランシスコの酒屋で見つけて購入したもの。 開いていて、いきなりおいしい。しっかりとしたストラクチャがあり、タイトで少し苦みもある。カレラやオーボンクリマと比べると、よりブルゴーニュチック。まだ若いところも残しながら、少し熟成も入った飲みごろ。 今日の赤の中ではたぶん一番人気。 エチュード・ピノ・ノワールを探す> 6千円くらいで買えるなら十分よさそう。 1990 Pahlmeyer Red Caldwell Vineyard Napa Valley パルメイヤー・レッド・コールドウェル・ヴィンヤード・ナパ・ヴァレー Napa, California, USA - 赤辛口 $69.95(当時のレートで約8,500円), K&L, 1999年10月購入 気になっていた銘柄だけれど、ほとんど経験のないパルメイヤー。これは畑名つき。 嫌みもなくフラッグシップらしいしっかりとした構造とグリップ。でも、予想していたよりも若々しく、まだ固さもタンニンもある。今飲んでもそこそこおいしいけれど、あと10年後くらいに飲んでみたい。 1992 Alzero Cabernet Franc(Giuseppe Quintarelli) アルゼロ・カベルネ・フラン(ジュゼッペ・クインタレッリ) Veneto, Italia - 赤甘口 $99.99(当時のレートで約11,500円), K&L, 2000年6月購入 クインタレッリのレアワイン。ヘビー級ボトル入り。カベルネフランで作った甘口。当時アメリカで見つけたときも安いと思った。でも現在は楽天で検索すると5万円くらいになっている。 あれ、バニュルスと変わらない...。時間がたってくるとバニュルスとは違うボディの骨格が出てくるのだけれど、結局は大きく変わらない。まずいわけじゃないけれど、値段を考えると微妙。 たった一本では判断できないけれど、クインタレッリマニア向け&飲むときにはデカンタージュ or 十分時間を持って抜栓するのがおすすめ。 ☆円高還元セール☆アルゼロ [1993] ジュゼッペ・クインタレッリ【あす楽対応_関東】【あす楽対... クインタレッリ赤のラインナップはすべて飲んでいるけれど、個人的にはスタンダードなヴァルポリチェッラが一番好み(もちろんアマローネよりも)。 2000 Patrimo(Feudi di San Gregorio) パトリモ(フェウディ・ディ・サングレゴリオ) Campagna, Italia - 赤辛口 \13,000くらい, 酒喜屋, 2002年10月購入 リーズナブルなものからいいワインを作っているフェウディ・ディ・サングレゴリオのトップキュヴェ(たぶん)。DRCを超える超ヘビー級のビン。750mlなのにマグナムのような大きさと重さ。今まで見たワインボトルで一番重い。 パワーと新樽のミルキーさ。ミルキーという意見が多かったけれど、今日のような古めのラインナップのなかだと目立つだけで、普通に飲めば個人的には許容範囲。とはいえ、現時点ではパワーが先行し、素直においしいとはいえない状態。 あと一本あるけど、最低でもあと5年は熟成させたい。 パトリモを探す> 1994 Huxelrebe Auslese(Keller) フクセルレーベ・アウスレーゼ(ケラー) Rheinhessen, German - 白甘口 友人がワイナリーを訪問して買ってきたもの。購入してから時間がたっているし、吹いていたので不安があるとのことだったけれど見事的中。白ワインなのに赤ワインのようになっている。味わいは、なぜか酸化的なニュアンスはないけれど、とても酸っぱくなっている。味わい的にはぎりぎり許容範囲だけれど、なんだか体に悪そうなこともあり大量に残ってしまった。 白ワインとは思えない色 2004 Pacherenc du Vic Bilh 500ml(Chateau d'Aydie) パシュラン・デュ・ヴィック・ヴィル(シャトー・ダイディ) Sud-Ouest, France - 極白甘口 \1,700くらい, うきうきワインの玉手箱, 2007年2月購入 おすすめの安うま甘口ワイン。 まるでモン・ブランのマロンのよう。デザートワインとしては珍しい味わいながらも、親しみやすい飲み口でぐいぐい飲めてしまう。みんなに人気も高かった。この値段でこの満足感はおすすめ。 パシュラン・ドゥ・ヴック・ビル[2005] シャトー・ダイディ この作り手のマディランもおすすめ。 料理編: 友人が前菜系を何品か差し入れてくれて豪華になりました。 厚切りベーコンとベビーリーフのサラダ サルバチコと生ハムのサラダ 黒豆の洋風煮込み ウニのクリームパスタ 鯛の香草塩釜焼き 写真はイマイチだけれど40センチオーバーの大きな真鯛。塩釜を作るのは久しぶりだけれど、予想以上においしくてビックリ。肉厚でとてもジューシー。見栄えがするし簡単だし、ゲストが来たときには最適。とはいえこのくらい大きいと人数が必要。 薄切り牛肉の煮込み ガレット・デ・ロワ 二子玉川高島屋に入っている「ビゴの店」で購入。ガレット・デ・ロワは1月に食べるフランスのお菓子。中にはフェーブという陶器で出来た人形が1つだけ入っている。これに当たった人は今年一年幸福が訪れると言われ、王冠をかぶって祝福される。 で、興味本位で買ったのだけれど、意外においしくてビックリ。来年からは恒例にしよう。 まとめ: なんと言ってもオーブリオン・ブラン89は圧倒的な存在感。2番手グループがエチュードとダイディのパシュラン。あとはグラーヴの白2本かな。それ以外のものは、飲みごろを外していたりとちょっと差がある評価。 料理は自分で作りながらも鯛の香草塩釜焼きに感動。ウニのパスタも人気が高かった(落合シェフのレシピ)。それとガレット・デ・ロワの思わぬおいしさ。中に何か入っているわけでもないのにストレートにおいしい。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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