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ワインと絵画がある生活

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2009.12.05
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カテゴリ:自宅ワイン会
Part2からの続き。


1996 Barbera d'Asti Ai Suma(Braida di Geacomo Bologna)
バルベーラ・ダスティ アイ・スーマ(ブライダ・ディ・ジャコモ・ボローニャ)

バルベーラの立役者ブライダ社のフラッグシップがアイ・スーマ。96だけに、ほどよくこなれて複雑。もちろんおいしい! でも次のワインでかすんでしまった。

ブライダのアイ・スーマを探す>

きれいに焼き上がりました


Part1で紹介した中勢以の牛肉。今回買ったのはシンシン(牛モモ肉)という部位。料理通信に載っていたACCAのレシピを採用。ニンニクとローズマリーをこすりつけて、100度の低温オーブンで2時間。中心まで火が入るのではという不安のなか、きれいに焼き上がった。

味付けは食べるときに塩(フルール・ド・セル)をふるだけ。コショウはナシ。

コショウをふっていないのにスパイシーさがあり、わずかにワイルドな香り。肉自体はとても柔らかく上品な赤身の味わい。おいしー! ほかにもいろいろな部位があるので、年末にまたチャレンジしてみたい。肉は部位によって\1000くらいからあるとのこと。

牛ではなく熟成豚肉を少しだけもらって食べたのだけれど、豚はもっとワイルドで今まで経験したものとまったく違う味。ジビエに通じるものを感じる。こちらは熟成したワインやローヌと合いそう。

合わせたのはカーセ・バッセのブルネロ。


1994 Brunello di Montalcino SOLDERA RISERVA(CASE BASSE)
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ソルデーラ・リゼルヴァ(カーセ・バッセ)

ブルネロといえば、カーセ・バッセかビオンディ・サンティ。ビオンディ・サンティは何度か飲んでいるけれど、カーセ・バッセは初めて。

ほどよい熟成で香りはぷんぷん。しっかりとしたストラクチャがあり、目の詰まった緻密な酒質には目を見張る。コアにはグリップを残す若さがありながらも、構成要素がきれいに溶け込んでうねりをなす。ほどよい飲みごろ感も相まって圧倒的な存在感。

ブルネロだけでなく、全イタリアワインの中でもトップクラスの一本。イタリアは土着品種に限るね。今回の一番人気で、今年飲んだ赤ワインの中でもベストスリーに入る一本。

カーセ・バッセのブルネロを楽天で探す>

若いかもしれないけど、このあたりがおいしそう。同じ味わいならば2万円ちょいでも高くない。

[1998] カーセバッセ  ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 750ML



2004 Chianti Classico Riserva(ASDA Extra Special)
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ(アズダエクストラスペシャル)

一部で話題になっている西友ワイン。意地悪にもブラインドで出しちゃいました。キャンティと当てた人はいたけれど、値段は誰も当たらず。恐るべきコストパフォーマンス。西友ワインについては別の機会で取り上げる予定。

画像がブレブレだけどスパゲッティナポリタン


ナポリタンと侮る無かれ。カーヴ・デ・ヴィーニュで激うまナポリタンを食べてから、すっかり定番メニューになってしまいました。

レシピ:
・スパゲッティ(お好みの量)
・粗挽き黒コショウ(できればその場でペッパーミルで挽きたい)
・トマト味のパスタソース(なんでもいいけれどお勧めはバリラのナポレターナ)
・白ワインビネガー
・粉チーズ(パルミジャーノ)
・ソーセージ(うすくスライス)
・それ以外はお好みでタマネギのスライスやピーマンのスライスなど。

ポイントは、黒コショウをたっぷり振りかけることと、仕上げる少し前にビネガーを入れること。ビネガーを入れることで軽い味わいになり、黒コショウのスパイシーなパンチは食欲をそそる。


バリラ パスタソースナポレターナ


1998 Hallgartener Jungfer Riesling Auslese 375ml(PRINZ)
ハルガルテナー・ユンクファー・リースリング・アウスレーゼ(プリンツ)

ドイツではお気に入りのプリンツ。このワインは何度目かだけれどアウスレーゼをはるかに超えた糖度。優良生産者ならではの洗練。ドイツ通の友人はアウスレーゼとしては酸が少なめなのでBAとして出したほうがよいのではと言っていた。

アウスレーゼだけじゃなく、下のクラスワインもお勧め。
プリンツのワインを探す>



1997 Piesporter Goldtropfchen Riesling Auslese 500ml(Weingut Joh. Haart)
ピースポーター・ゴールドトロップフェン リースリング・アウスレーゼ(ヨハン・ハールト)

銘醸ゴールドトロップフェン畑のアウスレーゼ。プリンツと比べると甘みは控えめ。こちらもよかったけれど、好みはプリンツ。

ヨハン・ハールトのワインを探す>


桜新町プラチノのアンジュ(酸味の少ないフロマージュブランとフレッシュクリームのチーズムース)と、DEAN & DELUCAのジャム


パカレはヌーボーの新境地を見せてくれたし、ラフォンはさすがの味。そしてラランドは2000年パワー満開。カーセ・バッセはイタリアワインの底力を見せてくれた。料理は、ほかにもボルシチなどがあって、年末らしい豪華なワイン会だった。

それにしても8人でフルボトル換算12本は飲み過ぎです。

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最終更新日  2009.12.08 01:07:25
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