テーマ:ワイン大好き!(30863)
カテゴリ:自宅ワイン会
Part2からの続き。
1996 Barbera d'Asti Ai Suma(Braida di Geacomo Bologna) バルベーラ・ダスティ アイ・スーマ(ブライダ・ディ・ジャコモ・ボローニャ) バルベーラの立役者ブライダ社のフラッグシップがアイ・スーマ。96だけに、ほどよくこなれて複雑。もちろんおいしい! でも次のワインでかすんでしまった。 ブライダのアイ・スーマを探す> きれいに焼き上がりました Part1で紹介した中勢以の牛肉。今回買ったのはシンシン(牛モモ肉)という部位。料理通信に載っていたACCAのレシピを採用。ニンニクとローズマリーをこすりつけて、100度の低温オーブンで2時間。中心まで火が入るのではという不安のなか、きれいに焼き上がった。 味付けは食べるときに塩(フルール・ド・セル)をふるだけ。コショウはナシ。 コショウをふっていないのにスパイシーさがあり、わずかにワイルドな香り。肉自体はとても柔らかく上品な赤身の味わい。おいしー! ほかにもいろいろな部位があるので、年末にまたチャレンジしてみたい。肉は部位によって\1000くらいからあるとのこと。 牛ではなく熟成豚肉を少しだけもらって食べたのだけれど、豚はもっとワイルドで今まで経験したものとまったく違う味。ジビエに通じるものを感じる。こちらは熟成したワインやローヌと合いそう。 合わせたのはカーセ・バッセのブルネロ。 1994 Brunello di Montalcino SOLDERA RISERVA(CASE BASSE) ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ソルデーラ・リゼルヴァ(カーセ・バッセ) ブルネロといえば、カーセ・バッセかビオンディ・サンティ。ビオンディ・サンティは何度か飲んでいるけれど、カーセ・バッセは初めて。 ほどよい熟成で香りはぷんぷん。しっかりとしたストラクチャがあり、目の詰まった緻密な酒質には目を見張る。コアにはグリップを残す若さがありながらも、構成要素がきれいに溶け込んでうねりをなす。ほどよい飲みごろ感も相まって圧倒的な存在感。 ブルネロだけでなく、全イタリアワインの中でもトップクラスの一本。イタリアは土着品種に限るね。今回の一番人気で、今年飲んだ赤ワインの中でもベストスリーに入る一本。 カーセ・バッセのブルネロを楽天で探す> 若いかもしれないけど、このあたりがおいしそう。同じ味わいならば2万円ちょいでも高くない。 [1998] カーセバッセ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 750ML 2004 Chianti Classico Riserva(ASDA Extra Special) キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ(アズダエクストラスペシャル) 一部で話題になっている西友ワイン。意地悪にもブラインドで出しちゃいました。キャンティと当てた人はいたけれど、値段は誰も当たらず。恐るべきコストパフォーマンス。西友ワインについては別の機会で取り上げる予定。 画像がブレブレだけどスパゲッティナポリタン ナポリタンと侮る無かれ。カーヴ・デ・ヴィーニュで激うまナポリタンを食べてから、すっかり定番メニューになってしまいました。 レシピ: ・スパゲッティ(お好みの量) ・粗挽き黒コショウ(できればその場でペッパーミルで挽きたい) ・トマト味のパスタソース(なんでもいいけれどお勧めはバリラのナポレターナ) ・白ワインビネガー ・粉チーズ(パルミジャーノ) ・ソーセージ(うすくスライス) ・それ以外はお好みでタマネギのスライスやピーマンのスライスなど。 ポイントは、黒コショウをたっぷり振りかけることと、仕上げる少し前にビネガーを入れること。ビネガーを入れることで軽い味わいになり、黒コショウのスパイシーなパンチは食欲をそそる。 バリラ パスタソースナポレターナ 1998 Hallgartener Jungfer Riesling Auslese 375ml(PRINZ) ハルガルテナー・ユンクファー・リースリング・アウスレーゼ(プリンツ) ドイツではお気に入りのプリンツ。このワインは何度目かだけれどアウスレーゼをはるかに超えた糖度。優良生産者ならではの洗練。ドイツ通の友人はアウスレーゼとしては酸が少なめなのでBAとして出したほうがよいのではと言っていた。 アウスレーゼだけじゃなく、下のクラスワインもお勧め。 プリンツのワインを探す> 1997 Piesporter Goldtropfchen Riesling Auslese 500ml(Weingut Joh. Haart) ピースポーター・ゴールドトロップフェン リースリング・アウスレーゼ(ヨハン・ハールト) 銘醸ゴールドトロップフェン畑のアウスレーゼ。プリンツと比べると甘みは控えめ。こちらもよかったけれど、好みはプリンツ。 ヨハン・ハールトのワインを探す> 桜新町プラチノのアンジュ(酸味の少ないフロマージュブランとフレッシュクリームのチーズムース)と、DEAN & DELUCAのジャム パカレはヌーボーの新境地を見せてくれたし、ラフォンはさすがの味。そしてラランドは2000年パワー満開。カーセ・バッセはイタリアワインの底力を見せてくれた。料理は、ほかにもボルシチなどがあって、年末らしい豪華なワイン会だった。 それにしても8人でフルボトル換算12本は飲み過ぎです。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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