テーマ:ワイン大好き!(30868)
カテゴリ:ワイナリー紀行
先日山梨で開催されたワインツーリズム2010に行ってきた。ワインツーリズムとは、ワイン産地の風土や食、ワインを楽しむイベントだ。開催期間中は循環バスが運行され、また特別なイベントが開催される。今年はワイン仲間3名での旅になった。
昨年は勝沼で1日だけの開催だったけれど、今年は2日間開催。初日は甲府で、2日目は勝沼で開催になった。ということで、スーパーあずさで甲府へ。 早く着いたので舞鶴城公園へ。 晴れていたけれど、低いところはガスが出ていて見通しはよくない。 バスの運行前だったので徒歩で信玄ワインへ。9時過ぎに到着したところ一番乗り。この日は、優しそうなご主人に対応していただいた。 この日の試飲アイテムは、甲州甘口、甲斐ブラン、マスカットベリーAの3種類。いずれも2009年。甲斐ブランは、甲州とピノ・ブランの交配品種。 甲州甘口は、厚みを残してやや甘口に仕上げたスタイル。甲斐ブランは、甲州より厚みがあり、柔らかくとろりとした雰囲気。飾り気のない味わいには好感が持て、また鋭い酸味がないため日本酒好きにも受け入れられそう。 いずれも1本1200円とリーズナブル(ネットを見ると値段が違うので、この日限定なのかどうかは不明)。甲斐ブランを一本購入すると、 「2階でゆっくりしていけば」 といわれコルクを開けてもらうことにする。 醸造施設を案内してもらいながら、いくつか話を聞いた。信玄ワインという名前の由来は、先代の父親が武田信玄好きだから。ご自身が醸造に関わってからは約30年。生産本数は年2万本。栽培も醸造も自分一人でやっている。 直前にワインツーリズムのスタッフが来て、2000人という参加人数を聞き、慌ててラベル貼りをした。でもストックが切れたらお客さんにラベル貼りをしてもらうかも。2010年はベト病で6,7割方ブドウがダメになってしまった。etc。 甲や刀、巻物などが展示されていた。倉庫兼展示ルーム。今回はここでワインを飲んだ。 信玄ワインという安直な名前から、観光客向けのワイナリーかと思ったけれど、素朴でまじめなワイナリー。派手さはないものの、リーズナブルな値段や飾り気のない味わいは、デイリーワインとして好感を持てるもの。もっと知られていいワイナリーだと感じた。 つづく。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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