テーマ:ワイン大好き!(30868)
カテゴリ:ワイン会あれこれ
この日は神田Villa Dueにてワイン会。今回のテーマは、
「山梨のワイン&友人のバースデービンテージ&イケムが飲みたい」。 まずは最近凝っている日本ワインから。山梨ワインのなかで、いろいろなタイプを用意してみました。そして最近結婚した友人のバースデービンテージである70年。最後に年末らしく豪華にイケムのフルボトルを用意しました。 まずは甲州から。ステンレスタンク発酵のもの、樽を使っているけれど樽っぽくないもの、樽ががっちり効いたものの3種類。 今回の日本ワインはすべて飲んだことがある。ただしフジッコだけはビンテージ違いだけ。また試飲でしか飲んでいないのもあるので、その違いにも興味があった。 画像右から。 2009 アマリージョ(ダイヤモンド酒造) まずはステンレスタンク発酵の甲州から。ダイヤモンド酒造は、ご主人が息子さんに代替わりしている若手醸造家のワイナリー。 第一印象は「あれ、こんなにおいしかったっけ?」。 もともと試飲でおいしかったから買ったのだけれど、その予測を上回るおいしさ。色は透明。ミネラリーでキリッとしていて石灰や白い花、柑橘系のフルーツ。酸を主体とした甲州で、伸びやかできれいな酸と、薄くなりすぎないボディ。ほどほどのうまみが乗っていて、わたしのド・ストライク。今が飲みごろ。 個人的には衝撃を受けるおいしさだった。この価格帯では見事な味わいで、ノラキチの妻さんにお勧めしたい。 ワインはこちら。
2009 キスヴィン甲州(シャトー酒折) ワインツーリズムで訪問したなかで、もっとも感動したのがシャトー酒折。インポーターの木下グループが経営するワイナリーで、赤白問わずおいしい。そして、こちらが甲州のトップキュヴェ。この2009年は、樽発酵樽熟成とステンレス発酵ステンレス熟成のブレンド。 ワイナリーで飲んだときには、もっとエレガントでハイソな印象だったけれど、こちらはいいビンテージならではの熟した果実が印象的。トップキュヴェならではのボディの厚みと、わずかに甘みを残した味わい。 今でも飲めるけれど、本領を発揮するためには半年1年は寝かせたい。あと2本あるので熟成決定。 ワインはこちら。
そして、今回の甲州でみんなが一番驚いたのがこちら。 2005 フジクレールセレクション樽甲州(フジッコワイナリー) つくだ煮のフジッコが経営するワイナリー。そして、この樽甲州は甲州のトップキュヴェ。3年前(2007年)に04を飲んだときにはあまりにも強く、また若すぎて、開けたことを後悔したことを覚えている。 カツーンとインパクトのある樽香。樽香を排除し奥底を探ると、現時点では香りに負け気味ではあるけれど、しっかりしたボディがあり、いいブドウを使っていることがわかる。ほかの甲州と比べて4年古いにもかかわらず、それを感じさせない若さ。 こんな甲州もあるんだという甲州の可能性を広げるワインで、甲州を飲み慣れていないメンバーは驚いていた。現時点では樽が少し出過ぎているけれど、あと3,4年寝かせたらどのようになるか楽しみ。 ワインはこちら。
甲州まとめ: 厳選しただけあって、いずれもレベルが高い。人気投票だとフジッコ、アマリージョ、だいぶ離れてキスヴィン甲州といったところ。わたしはアマリージョ。 ただしタイプが違うので、どれが好みだったか、どれが飲みごろだったか、どれが予想と違ったかというファクターのほうが大きい。フジッコには、甲州でもこんなワインが作れるんだという驚きの票もあった。 キスヴィン甲州は、前後と比べると飲みごろではなく、また柔らかい酒質だったので埋没してしまいかわいそう。数年後だったらまた違う結果になっていたはず。 ホタテと天使のエビのカッポンマーグロ タラと白子のソテー 大根とカブのミネストラ つづく。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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