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ワインと絵画がある生活

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2020.05.11
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前回の続き。

今回の主役。最近は買っていないけれど、もっとも好きなブル白生産者の一つだったギュファン・エナン。

2002 Pouilly-Fuisse "Tri de Hauts de Vignes"(Guffens-Heynen)
プイィ・フュイッセ トリ・ド・オード・ヴィーニュ(ギュファン・エナン)
Bourgogne, France - 白辛口
1万円くらい, ワイン&地酒 TODA, 2004年6月購入

ギュファン・エナンは定番アイテム以外に、年によって限定キュヴェを出していて、これもその一つ。2004年当時でも1万円しているので、おそらくトップレンジ。

輝きのあるゴールドイエロー。バター、マロン。柔らかでしなやか。南を感じる酸。

心配した酸化はなく、自宅熟成16年のコンディションは上々。開けた当初はおとなしめで、もう少し早く開ければよかったと思ったけれど、時間の経過と共にマロンフレーバーが湧き上がり、おいしくなってきた。

​ボーヌの偉大なクリュのようなスケールや荘厳さはないけれど、しみじみと楽しめるいいワイン。​前者をQueenだとすれば、後者は10ccのI'm not in loveのやさしさ。

とはいえ、ギュファン・エナンはリリース後2~5年くらいで飲みごろになることが多いので、ここまでストックしなくていいかも。まあ若いときの魅力と、熟成したときの魅力は違うけどね。

飲み頃/総合:飲みごろの最後/★★★★(大ぶりのグラスにたっぷり入れて、少人数でじっくりおいしさをかみしめたい)

下のラインならばマコン・ピエールクロがオススメ。
ギュファン・エナンを探す


2014 Chassagne Montrachet Rouge 1er Cru Clos de la Maltroie(Domaine Michel Niellon)
シャサーニュ・モンラッシェ ルージュ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・マルトロワ(ドメーヌ・ミシェル・ニエロン)
Bourgogne, France - 赤辛口
セールで5千円くらい, 2018年4月購入

現在の評価は知らないけれど、シャサーニュではラモネと並ぶ生産者。とはいえ、個人的にあまりいい経験が無く、驚くボトルに出会ったことがない。ラモネはパスグラから1er Cru、Grand Cruまですごいボトルに出会っているのに。

こちらのワインは2年前にも開けているけれど、そのときは若いと感じて放置。2年ぶりに開けてみると、底が見えるきれいなルビー色。香りのボリュームは多くなく、明るい外観とは逆に味わいは黒い印象。アルコールが少し浮いて低重心。

酒質自体はなめらかなので熱にやられてないと思うけれど、他の流通経路で飲んでいないので確かめようがない。過剰に補糖している?アルコール度13.5。

グラスが進まないほどマズくはないけれど、ウキウキしないワイン。白の生産者の赤って好きなヤツ多いのに。

飲み頃/総合:?/★★(可憐さと正反対で残念。ロット/ケースでコンディション不良の可能性もゼロではない)

これでこの日のオンライン飲み会は終了。1回目のDRC、2回目のフンブレヒト、そして今回のギュファン・エナン。毎回狙ったワインが当たりでよかった。





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最終更新日  2020.05.13 23:40:51
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