テーマ:ワイン大好き!(30864)
カテゴリ:ワイン日記(ブルゴーニュ)
前回の続き。
今回の主役。最近は買っていないけれど、もっとも好きなブル白生産者の一つだったギュファン・エナン。 2002 Pouilly-Fuisse "Tri de Hauts de Vignes"(Guffens-Heynen) プイィ・フュイッセ トリ・ド・オード・ヴィーニュ(ギュファン・エナン) Bourgogne, France - 白辛口 1万円くらい, ワイン&地酒 TODA, 2004年6月購入 ギュファン・エナンは定番アイテム以外に、年によって限定キュヴェを出していて、これもその一つ。2004年当時でも1万円しているので、おそらくトップレンジ。 輝きのあるゴールドイエロー。バター、マロン。柔らかでしなやか。南を感じる酸。 心配した酸化はなく、自宅熟成16年のコンディションは上々。開けた当初はおとなしめで、もう少し早く開ければよかったと思ったけれど、時間の経過と共にマロンフレーバーが湧き上がり、おいしくなってきた。 ボーヌの偉大なクリュのようなスケールや荘厳さはないけれど、しみじみと楽しめるいいワイン。前者をQueenだとすれば、後者は10ccのI'm not in loveのやさしさ。 とはいえ、ギュファン・エナンはリリース後2~5年くらいで飲みごろになることが多いので、ここまでストックしなくていいかも。まあ若いときの魅力と、熟成したときの魅力は違うけどね。 飲み頃/総合:飲みごろの最後/★★★★(大ぶりのグラスにたっぷり入れて、少人数でじっくりおいしさをかみしめたい) 下のラインならばマコン・ピエールクロがオススメ。 ギュファン・エナンを探す 2014 Chassagne Montrachet Rouge 1er Cru Clos de la Maltroie(Domaine Michel Niellon) シャサーニュ・モンラッシェ ルージュ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・マルトロワ(ドメーヌ・ミシェル・ニエロン) Bourgogne, France - 赤辛口 セールで5千円くらい, 2018年4月購入 現在の評価は知らないけれど、シャサーニュではラモネと並ぶ生産者。とはいえ、個人的にあまりいい経験が無く、驚くボトルに出会ったことがない。ラモネはパスグラから1er Cru、Grand Cruまですごいボトルに出会っているのに。 こちらのワインは2年前にも開けているけれど、そのときは若いと感じて放置。2年ぶりに開けてみると、底が見えるきれいなルビー色。香りのボリュームは多くなく、明るい外観とは逆に味わいは黒い印象。アルコールが少し浮いて低重心。 酒質自体はなめらかなので熱にやられてないと思うけれど、他の流通経路で飲んでいないので確かめようがない。過剰に補糖している?アルコール度13.5。 グラスが進まないほどマズくはないけれど、ウキウキしないワイン。白の生産者の赤って好きなヤツ多いのに。 飲み頃/総合:?/★★(可憐さと正反対で残念。ロット/ケースでコンディション不良の可能性もゼロではない) これでこの日のオンライン飲み会は終了。1回目のDRC、2回目のフンブレヒト、そして今回のギュファン・エナン。毎回狙ったワインが当たりでよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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