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今回は、結構大きな世界的な視点での話だった。
なんかねえ、「政府の役目、政府の仕事」ってもの・・・ 久しぶりに「そうだよね、こういうのが政府の指針じゃない!?」って思った。 政府が、国民より先の視点を持ち、より良い未来を描こうと、方針を打ち出す。 ってこと。 日本の政府、そういうの無いよねー・・・・・・・ 電子申請にしても、どうしてこう使いにくいのか。 なんか、民間より遅れてる印象なのよね。 民間のサイトなら、とっくにもっと使いやすくなってるよね? なんでなんだろ。不思議でたまらない。 ゴタゴタと、安倍さんの葬儀の件なんかに時間と費用を使って。 私はどちらかと言えば国葬反対、ってか、 まさかあんなに問題が多かった人を国葬にするとは夢にも思わなかっただけ。 功績も多いけど、疑問点も多かった。 少なくとも、自分にとって都合の悪い人には残虐で冷淡、反対に身内贔屓が過ぎた印象。 国葬に賛成の人もそれなりに多いのもわかるけど、 でも同じほど多い国民が安倍さんをどう思ってるか?なんて、 眼中にないってことが明白過ぎて、 それが( ゚Д゚)アゼーンでした。 今円安とか、世界の中で最も賃金が上がらないとか、日本の経済や国力とか、 いろいろともっと重要な問題があるのに、 なんか冴えないとこしか見えてこない。 今回番組の中で、日本政府もやっと時代に合わせて仕事をシフトしていく事を支援する方向に舵を取り始めたのは、評価できると聞いた。 これからデジタル化で、必要なくなる仕事がわかってきたという。 ドイツでは、そういう仕事に就いていた人に対し、新しいスキルを取得する支援をとっくに始めていて、今までの仕事がダメになって失業した人も、より良い給与を得られる新しい仕事(プログラミング等)をこなせる為の教育等が整っているのだそうだ。 正直50代で、全く知らなかったプログラミングを見につけるって・・・(;''∀'') まずは、頭の良い人でないと無理だよねー。 しかも、勉強することのできる人。 ふぅ・・・こりゃ大変!! つまり、皆がより良い仕事に就けるとは限らないのだろうけど、 でもチャンスが用意されていることは素晴らしい。 日本じゃ、50代で転職となると、余程利用価値のあるスキルが無い限り、 物凄い安い給与になってしまうのが常だものね。 そういうの、おかしいと、前から思ってた。 何も学ばず努力もせず、ただ転職せず長く勤めている人より、 中途採用でもいろいろできるようになっていく、努力する人の給与は全然低いままで、上がることは無い。 それが、一般的な日本。 オランダでは、各自の生活に合わせて週に三日とか四日とかで正社員としてパートで働けるシステムが普通になっているそうだ。 オイルショックの時、失業者が増えるより、皆が短時間労働して仕事を分け合ってやり過ごした。 その時男性の給与が当然減り、それまで専業主婦だった女性たちが、最低の賃金でパートに出始めたそうだ。 ウンウン、それってまさに、今の日本と同じ。 でもそこで、労働組合側が「パートにも正社員と同じ待遇を求めていこう」と決心し、パートも労働組合に取り込んだ。 そこで、男性も女性も、仕事が同じなら同一賃金となり、 ただ仕事をした時間の長さで給与に差が出るだけとなったんだそうだ。 そのおかげで、男性も子供が小さい時は週に3日で17時ジャストに帰るような、その時の彼にとって生活しやすい時間を選択できる。 その代わり、妻の給与も男性と同じなので、二人合わせれば夫のみが働いていた時より1.4倍の年収になっているというのだ。 夢のようね~。 ああ~~いいなあ! 日本じゃ、働くと損な第三号の制度を今でも死守してるせいで、 女性の地位は世界の中で下位の方だよね・・・ 103万だの、106万だのの壁があるから、 時給を高くすると、週に5日働いたら壁を越えてしまったせいでパートさんが罰?をうけことになる・・・というんじゃ、企業も困ってしまうもの。 働くと損、な制度じゃなくて。 働けば得だけど、でも子育て中・介護する家族がいる・体が弱い人などはそれなりに困らない保証がある・・・というような制度が考えられるはずだと思うんだけどな~。 ともかく、自民党は女性の地位をあげたくはないのよね。 女は黙っとれ!! ってのが本音なのでしょう。 黙ってても良いけど・・・ それなら、ちゃんと世界の中で先を進める視野を持った国にしてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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