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カテゴリ:雑感
発酵食品は健康に良いとか、発酵食品だから健康に良いとか、マスメディアでよく言われる。
特定の食品が健康に良いなどあり得ないと前の記事で書いたが、発酵食品は特定の食品ですらない。 納豆、テンペ、ヨーグルト、味噌、醤油、酢、酒、紅茶、烏龍茶、鮒寿司、世界一臭い食べ物と言われるシュールストレミングも発酵食品であるし、味の素(うまみ調味料)も発酵によって作られている。世に発酵食品は数えきれないほど存在するのだ。 「発酵食品は健康に良い」というのはこれらを一括りにして、健康に良いと言っているようなものだ。 その伝でいけば、酒は発酵食品だから健康に良いとか、味の素(うまみ調味料)は発酵食品だから健康に良い、などということもできる。(味の素ほどの企業がそんなバカなことは言うわけはないと思うが) もし「〇〇は発酵食品だから健康に良い」という宣伝をしていたら、疑った方がいい。 食品で健康を保つ方法は、栄養バランス良く、適量を食べるということにつきる。加えるなら規則正しくということぐらいだろう。 ところが、そんな真っ当なことを言ってもウケない。〇〇が健康に良いと単純化した方が本は売れるし、視聴率は取れる。だからいつまで経っても、怪しげな健康情報は尽きない。 ちなみに僕個人のことで言えば、納豆は20年以上、ほぼ毎日食べている。ヨーグルトを毎日食べるようになったのは2年ほど前からだが、発酵食品だからと思って食べているわけではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.14 07:08:07
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