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2024.10.20
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カテゴリ:旅行 大分県
咸宜園(かんぎえん) 大分日田市

朝に福岡を出発して寄道しながら昼過ぎに
日田に到着、昼ごはんから日田巡りスタート

日田名物は「鰻」や「焼きそば」「ちゃんぽん」
以前「想夫恋さん」(焼きそば)には行ったことが
あるので、
この日はちゃんぽんにしました



寶屋さんの「日田ちゃんぽん」

店内は満員、昭和の雰囲気も良い



日田ちゃんぽん大980円
和食屋さんのスープは魚介系のあっさりした味わい

もやしの量が半端ない




太目の丸麺
美味しくいただきました




目的地でもある史跡の咸宜園(かんぎえん)に到着
見学無料、駐車場有



見学するには受付が必要とあり管理棟を訪ねると
年配の男性が読書中
「見学しても良いですか?」と聞くと
「自由に見ても良い、質問があれば聞きに来い」との事

感じが悪かったので聞きたかった幾つかの質問は
教育センター棟の女性に色々と質問しました。
こちらでは丁寧に答えていただき感謝です




咸宜園

廣瀬淡窓(ひろたたんそう)が江戸時代の
1782年に日田で開いた
​​私塾。

これまでは藩が藩校を開き藩士の教育は
行なわれていた、江戸後期には
庶民に対しての
教育施設が多く生ま、咸宜園はその私塾の中でも

早く開校され規模も大きかった。

​咸宜(かんぎ)とは「ことごとくよろしい」の意味
​​




江戸末期の建物が2棟残っている



秋風庵

1781年に伯父月化が建てた居宅
淡窓など歴代塾主も利用した



中も自由に見学できる



淡窓の教育の特徴は、入門時に​学歴・年齢​
​​​身分を問わない「三奪法」に始まった。

5000人を超える門下生を育てた
大村益次郎や上野彦馬なども卒業生​​​




江戸時代末期の咸宜園



廣瀬淡窓の肖像画
24歳の時には初めての塾を開いている

漢詩人としても有名

頼山陽や菅茶山とともに江戸時代後期の
三大詩人
と呼ばれる



2階にも部屋が2つある立派な造り



入門には推薦状が必要



淡窓は儒学者であったが特定の思想に偏らず
色々な学説を尊重し教えました。
当時の時間割表、朝早くから始まる




昔のトイレ




日本遺産に登録された4施設
弘道館(藩校)・閑谷学校(郷学)は訪問済



私塾で言えば吉田松陰の「松下村塾」の方が有名だと思う
このことを管理センターの女性スタッフに尋ねると
「松下村塾」は確かに有名な私塾だが学問教育以上に思想
(尊王攘夷など)教育が強いので該当しないと明確な返答




江戸時代の日田は幕府直轄の天領地
九州地方の中心的な役割を果たした



咸宜園の教育の特徴「月旦評」

月旦評とは熟成すべての名前が書かれた成績表
十九等級まであり等級には上下の別があり昇級
には試験に合格する必要があった



月旦評(成績表)
相撲の番付表のように下位になれば名前も小さい
現在の小中学校にも必要ではないか

「ゆとり教育」の弊害

外国人労働者が200万人も日本に入っている現状
「ゆとり教育」を受けた若い日本人と外国人労働者が
競争になった時に「ゆとり教育」が勝てる分けがない

外国人労働者は祖国で待っている家族の為不平も言わず
一生懸命働いている。

権利(教育されている)を主張する若い人は多いが
義務(教育されてない)を果たす人は少ない



管理センターの資料
卒業生や先生の書



咸宜園の訪問で足利学校を残すのみ




日田を中心として伸びる街道




私塾なので当然授業料も必要であった

 年間100万円(現在の貨幣価値で換算)

当時のことなのである程度裕福でなければ入学
できなかったが、
江戸時代末期には寺子屋など
教育施設が充実したことで庶民でも読み書きや
算術ができ礼儀やマナーを身に着けた、これは

明治維新以降いち早い近代化の原動力となった。



城下町日田豆田町の街並
(歴史的景観地区)



うだつが上がった街並み
観光客は多い



日田城の石垣



熊本の鞠智城に向かいます





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最終更新日  2024.10.20 00:20:09
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