テーマ:今日のコーヒー(5073)
カテゴリ:スペシャルティコーヒー
プロのつぶやき1233「パナマ・レリダ・パカマラ、アフターダーク」 カード払い用ネットショップ http://sakamotocoffee.shop/ おかげさまで毎日常連のお客さまにご利用頂いています、PayPay払い、Amazon pay払いも使えるようになりました。 今朝11.5℃でした、秋が深まって好きな季節になってきました・・・10℃切ると好きではなくなるんですが(笑) 今週はロッテマリーンズがクライマックスシリーズで頑張って・・・テニスのジャパンオープンでは20歳の望月慎太郎選手がツアーレベルでやっと初勝利上げたら、第1シードの10位フリッツ選手、そしてポプリン選手にも勝って錦織選手以来のベスト4と才能が爆発して・・・日本世界のテニスファンが驚きました。 そうそう、昨日土曜日は千葉市更科公民館でのこーひーレッスン・・・こちらではコロナ禍を挟んで3回目になります、来年の依頼も受けましたので、毎年恒例になってきました、励みになります。11月も市内の公民館であります。 2時間3種類のこーひー飲みながらお話ししたり、質問に答えたりしていると、さかもとこーひーのコアーな常連さんとは少し違った一般のお客さんの暮らしや疑問点が伝わってきます。 そんなこんなで・・・深まる秋に向けてのこーひーのご紹介です。 年々高騰して使いずらくなってしまったパカマラ種ですが名門パナマ・レリダ農園のパカマラ種を使える価格で手に入れました。 そこで・・・華やかでエレガント、優しく上品、妖艶な魅力の「パナマ・レリダ・パカマラ」・・・そのパカマラ種をたっぷりブレンドした10年目の「アフターダーク」・・・2種類のご紹介です、お楽しみください。 【パナマ・レリダ・パカマラ】(150gパック) 秋が深まってくるとお届けしているパカマラ種です・・・今年は名門パナマ・レリダ農園のパカマラ種です・・・「パカマラ種」が年々価格高騰して使いきれなくなっていますが「パナマ・レリダ・パカマラ」は手が届く価格で買えましたので、これ幸いとお届けします。 ひと口目、レリダ農園らしい上品で柔らかな口当たりからパカマラ種特有のフローラル感、フルーツ感、ブルゴーニュの赤ワインのような余韻と堪能できます。 少し冷めると・・・円やかな味わいにアプリコット、マスカット、フローラル、ジューシー、オレンジ、レモン・・・スパイシー、口当たりは柔らかくまろやかで、余韻の甘さが優しく、静かできれいな酸は甘さに包まれて一体となっています。 冷め切った最後のひと口のシトリック系のブライトな余韻はまさにパカマラ種の際立つだった魅力だと思います。 華やかでエレガント・・・優しく上品・妖艶で・・・長く魅力的な余韻・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力をお楽しみください。 品種: パカマラ種 栽培地: ボケテ地域 北西部 ロスナランホ地区 農園: レリダ農園(Finca)内の アメリア農園(Estate),フローラ農園(Estate) 農園主: アモルソ一家 収穫時期: 1月から3月 生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥 ゲイシャ種で最近話題のパナマですが、パナマのコーヒーはその甘い風味で日本の消費者に親しまれてきました。コスタリカ国境沿いのボケテ地域は、コーヒー生産で最も有名な地域です。花卉栽培が盛んな同地域は、気候が良く、近年欧米からの観光客が増加しており、レリダ農園など、コーヒー農園内にホテル(ロッジ)を併設しているところがあります。また最近同地域内では宅地化が進んでおり、コーヒー栽培が難しい環境にあります。元来生産量がコスタリカの一か月分といわれ、生産量が少なく、品種、処理方法、マイクロロットなど個性と品質で勝負というのが最近のパナマの傾向です。 レリダ農園は、1929 年にパナマ産コーヒーを初めてドイツに輸出しました。これにより、パナマはヨーロッパで最高品質の希少なコーヒーの生産者として高い評価を受けるようになりました。また、同農園はパナマで最も標高の高い、素晴らしい生産 環境に恵まれた農園の一つです。この農園で素晴らしいコーヒーが出来ないわけがないと関係者からいわれていた程です。2001 年のベストオブパナマ品評会で見事優勝、その後数回の入賞を経て、高品質コーヒーを産出する農園として認知されてきました。しかしながら 2000 年代後半、経営上の問題から品質が低下し、市場から姿を消しました。 2011 年より新しいオーナーによる経営がスタートし、農業技師を招き、新しい生産体制が始まり、農園内のホテル、レストランもリニューアルオープンしました。農園内は特殊性気候や条件による違いのあるロットごとに分けられています。今日まで、レリダ農園は 100 年以上にわたりコーヒーを輸出しており、その品質は常に特筆すべきものであり、一貫性のある生産工程、素晴らしい精製、非常に丁寧な仕上げにより、パナマの最高のコーヒーのサプライヤーのひとつとなっています。 レリダ農園は 5 つの農園から構成されています。所有順に。。。 1 Esplendorosa Estate 1500~1600m、始まりの農園、バル山を一望できるエリア、ゲイシャ種 2 Flora Estate 1500~1600m、8ha、青々とした植林、パカマラ種・カツアイ・SL34 3 AMELIA Estate 1500~1650m、32ha(他 10ha の保護林)、ゲイシャ、パカマラ(BOP で多数入賞)、ティピカ、カツアイ、曾祖母の名前から名付けられる 4 Lerida Estate 1600~2050m、70ha(他 30ha の自然林)、水洗~乾燥工場もある中枢農園、ゲイシャ、ティピカ、カツアイ、オレンジブルボン、SL28,SL34 5 Michella Estate 1600m、35ha, ティピカ、カツアイ、パカマラ、SL34 2160円/150gパック(税込) 【アフターダーク】(200gパック) よりダークに、より華やかに、まろやかでメロウな魅力に・・・リニューアルした10年目の「アフターダーク」です。余韻で舌の上に心地よく残るメロウなチョコとフルーツな感じはたっぷりブレンドした「パナマ・レリダ・パカマラ」の魅力です。 さかもとこーひーを代表する深まる秋のブレンド「アフターダーク」・・・「パナマ・レリダ・パカマラ」の仕入れ価格が抑えられ、量も確保できたので・・・今までよりもたっぷりブレンドできました。 ただパカマラの量を増やしてもバランス崩れますし・・・面白くも無いので・・・さかもとこーひーを代表するブレンドの一つの「アフターダーク」を10年目でリニューアルです。 元々のイメージは・・・After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉から・・・ダークな中に見える明るい魅力です、それを進化させました。アラ古希になって、スペシャルティコーヒーのブレンドの深み、厚み、艶かしい味わいをお届けします。なかなかの出来だと一人ニヤついています、お楽しみください。 出来上がって最初の1杯をゆっくりと味わうと・・・今までよりもダークでディープ、まろやかでメロウな、苦味や酸味とは別世界の、熟したフルーツやフローラル感に仕上げました。 去年までは「深煎りコロンビア、深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、パカマラ」でしたが・・・今年は「バークレーロースト、深煎りインドネシア・ブルボン、パカマラ」とブレンドを作り直して、勿論パカマラの量を増やしました。 10年前最初のイメージは・・・深煎りの新境地と言いますか・・・昭和の深煎り自家焙煎でも無い・・・ピーツやスタバのような深煎りでも無い・・・スペシャルティコーヒーに出会って20年経ったさかもとこーひーが今のスペシャルティコーヒーの魅力を生かした深煎りブレンドを作りたいなぁーということなんです・・・円やかな深煎りの味わいに「エルインヘルト・パカマラ」の輝くような魅力が顔を出して他に無い魅力でした。 そのイメージをさらにダークに味わい深く、パカマラの妖艶な魅力を生かしました。 「アフター・ダーク」は…サックスの土岐英史さんのアルバムに入っていて、年に何回かライブで聴いていて大好きな曲なんですが…お嬢さんの土岐麻子さんが新しいアルバムで英語詩を付けて歌ったんです。それを聴いていて…After Dark Before Light 暗闇の後、光りの前…という言葉がピッタリだと思いました、是非お楽しみください。 (土岐さんが2021年6月71歳で逝去されました。ライブであの生音を浴びることができないのかと寂しいのですが、CDでヘビロテしてます。R.I.P.) 1620円/200gパック(税込) さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.22 15:02:05
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