|
カテゴリ:アート
栃木県の足利市立美術館で開催されてるブラティスラヴァ世界絵本原画展へ行って来ました。
プラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)は、スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年に1度開催される世界規模の絵本原画コンクールです。 これまで多くの日本人作家が受賞しており、日本の絵本が評価される場となってきました。 今回はBIB50周年を記念し、この50年を振り返る企画展となっています。 【pick up】 展示されていた絵本の中で、面白かったものをご紹介します。 画像があるものは楽天さんで取り扱いのある本なので、興味のある方はどうぞ。 オレときいろ 絵本 子供 赤ちゃん 幼児 おすすめ 人気 知育 誕生日 誕生日プレゼント 男の子 男 女の子 女 出産祝い 10P03Dec16 オレときいろ 青いネコの「オレ」はある日ちょこまか動く「きいろ」に会います。 何とかきいろを捕まえたいオレですが、中々捕まらずに苦労します。 瑞々しく溢れる命を謳った作品です。 ごろごろにゃーん 長新太 絵本 子供 赤ちゃん 幼児 おすすめ 人気 知育 2歳 3歳 誕生日 誕生日プレゼント 出産祝い 卒園 入園 入学 ごろごろ にゃーん 吾輩も子どもの頃読んだことがあります。 一種独特な味わいがあります。 てんにのぼったなまず[本/雑誌] / たじまゆきひこ/作 てんにのぼったなまず 絵を描いてばかりいた老人がいました。 彼の描く絵は村人を元気にしていましたが、ある日村を大きな津波が襲います。 何とか生き延びた村人に老人が描いた絵とは…… 困難に負けない人々の強さと、希望を忘れないことの大切さを教えてくれる作品だと思います。 タンゲくん (日本傑作絵本シリーズ) [ 片山健(絵本作家) ] タンゲくん ある日家にやって来た片目の野良猫。 タンゲくんと名づけて餌をあげることになりました。 半野良あるあるが満載の作品です。 シラユキさんとあみあみモンスター シラユキさんとあみあみモンスター 編み物が好きなヤギのシラユキさん。 ある日編んだものを羊にけなされてしまいショックを受けます。 すると、その時に編んでいた毛糸のオオカミが羊を飲み込んでしまいます。 驚いたシラユキさんは、オオカミをやっつけるためにもっと強いものを編もうとするのですが…… コミカルで楽しいお話です。 フランケンシュタイン ホラー小説で有名なフランケンシュタインをモチーフにした絵本です。 セリフがなく、表情等で表現された世界は緻密で不気味。 作者いわく原作の核心である「無責任と罪悪感」を表現したかったとのこと。 大人が読むとさらに味わいが深いかもしれません。 アイアンマン -鉄の男 金属が大好物のアイアンマン。 街の人は彼を恐れていたのですが、一人の少年がアイアンマンと心を通わせます。 やがて宇宙からやって来た生物から人々を守るため、アイアンマンは立ち上がるのです。 解釈はさまざまかと思いますが、アイアンマンを恐ろしい存在だと決めつけてしまう人々の姿から、一面的にものを見ることの危険性を感じる作品でした。 【楽しみ所も満載!】 今回は絵本の企画展ということもあって全ての絵本が展示され、手にとって読むことができます。 お子さん連れのお客さんも多く、和やかなムードでした。 関連イベントも活発で、スロヴァキア料理を食べてみようという企画がおもしろそうでした(現在は終了しています)。 他にも出展者の一人飯野和好氏による道中練り歩き&チャンバラや、絵本の読み聞かせ会も企画されています。 また、来場者による作品の人気投票が行われていたりと、様々な工夫がされていました。 地方の美術館に活気があるのは喜ばしいことで、これからもこうした企画があるといいなと思いました。 本展は5月28日まで開催されているので、興味のある方は足を運んでみてください。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.04.30 20:00:04
コメント(0) | コメントを書く |