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テーマ:DVD映画鑑賞(13603)
カテゴリ:怪奇蒐集者
怪奇蒐集者 田辺青蛙のご紹介です。
地元大阪をはじめ、関西を中心に多くの怪異を蒐集、発表している田辺さんの怪談が味わえます。 怪奇蒐集者 田辺青蛙/田辺青蛙[DVD]【返品種別A】 【収録エピソード】 鬼の話 田辺さんが怪談会に参加した帰り、鬼を祀っているという神社で写真を撮っていました。 すると「俺は鬼に会ったことがある」という老人が話しかけて来ました。 ところが話が堂々巡りで中々鬼の話が始まりません。 しびれを切らして話を切り上げようとした時…… あれは本当に鬼が出たのか、それとも老人の妄想だったのか、どちらにしても薄気味の悪い話でした。 土下座 田辺さんの夫の友人の父親が体験したお話。 散歩をしていると今まさに首を吊ろうとしている人を発見し、自殺を思いとどまらせようと世間話を続けていました。 その夜、体験者の枕元に土下座をしている幽霊が現れ…… 律儀と言うか、何か切ないお話でした。 染み とあるビルの壁に、人間の形をした染みが現れました。 そこは空襲で多くの犠牲を出した場所でした。 その霊を鎮めるために廻向を行うことになったのですが…… やはり戦争にまつわる話というのは想いが残っているのでしょうね。 牛首トンネル 体験者の家にある時期からいたずら電話が頻繁にかかってくるようになりました。 電話に出てみると、牛首トンネルと呼ばれる心霊スポットに「霊と話せる番号」として自分の電話番号が書かれているとのことでした。 翌日番号を消すためにトンネルへ行ってみると…… 不思議で正体不明なお話でした。 生贄 一緒に歩いていた友人が空のペットボトルを川に投げ捨てると、そのペットボトルは音もたてず沈んで行きました。 それから2年ほどして、ペットボトルを捨てた友人は死んでしまいました。 ある日郷土資を見ていると気になる伝承が…… 信長と秀吉と金星人~血を流す蘇鉄/UFOの話~ 二本立てのお話です。 織田信長が当時珍しかった蘇鉄を自分の城に植え替えた所、毎夜蘇鉄が帰りたいと泣きだし…… 豊臣秀吉は金星からやってきたアンドロイドで、大阪城付近では頻繁にUFOが現れるそうなのです。 何やら不思議なお話でした。 瓦斯マスクの猿 天王寺動物園の裏手にある料亭の庭で遊んでいると突然、瓦斯(ガス)マスクをした猿が現れました。 慌てて話をしても大人たちは信じてくれませんでした。 時は経ち、あの猿は動物園にある猿の銅像によく似ていると思い、調べてみることにしました。 戦争にまつわる哀しいお話でした。 喋った人形 田辺さんの親戚のお寺に曰くつきの人形が送られて来ました。 その人形を怪談イベントで披露することになりました。 すると「人形が喋った」という声が続出し、しかも皆聞こえた言葉が違うとのこと。 さらにはイベントに出した直後は厳しい表情をしていたけど、抱っこされてからは嬉しそうな顔になってるとの感想もありました。 テレビ番組に出た時、美輪明宏さんが「寂しがり屋の女の子の霊が憑いているのかもね」とコメントしたそうです。 これだけならちょっといい話なのですが、イベントに参加した後妙な体験をした人が何人かいるようで…… 関係があるかどうかは謎ですね。 自身の体験談も含めて、色々なジャンルの話が楽しめる一作です。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.15 20:00:06
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