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カテゴリ:アート
栃木市立美術館の企画展、北斎展-師と弟子たち-を観て来ました。
栃木市立美術館のホームページはこちら。 葛飾北斎は江戸後期に活躍した、世界でも有名な浮世絵師です。 北斎は90年の生涯の中で30数回の改号、93回もの引っ越しを行いました。 また、絵以外に全く頓着しない生活ぶりや常に新しい技法を研究するなど、波乱万丈な人生を送りました。 【北斎とその画業】 本展では北斎の人生をたどるようにしてその画業を振り返ります。 葛飾北斎といえば風景画が有名ですが、初期は役者絵などの人物画も描いていたのが面白かったです。 代表作富嶽三十六景も展示されていてかなり近くで観ることもできます。 富士山という一つのテーマであれだけたくさんの作品を描けるのがすごいなあと改めて思いました。 【北斎とその弟子たち】 本展では北斎の弟子や、北斎から影響を受けた画家たちの絵も展示されています。 中でも興味深いのはフランスの画家アンリ・リヴィエールです。 彼は北斎にインスパイアされてエッフェル塔をあらゆる角度から描いた「エッフェル塔三十六景」を描いています。 北斎に直接会っておらず、国も違うにも関わらず影響を受けているのが面白いですね。 当時下火になっていた浮世絵界に颯爽と現れ新しい風を吹き込んだ葛飾北斎。 彼の人生と画業を振り返る企画展です。 各絵をかなり近くで観ることができるので、興味のある方は足を運んでみてください。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月27日 20時00分10秒
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