カテゴリ:事務所経営
我々の業界に限らず、新しく仕事を始める人は教科書以外の事象に出くわすと迷い、悩むものです。これを積み重ねていきながら一人前になる訳ですが、そのイレギュラーなことが起こったときの環境などいろんなことによってその人のその後が変わっていくと思います。 例えば、相談した相手がいいかげんな人だったとするとその新人の悩みも深くなると思うのです。間違った答えを教えられるても同様だと思います。 宝石商の息子に仕事を教える際に真贋の見分けができるようにしていく訳ですが、どうやって教育するのか聞いたことがあります。若いときから本物しか見せないということです。そうやって長年本物ばかりみていくうちにちょっとしか違わない偽者を混ぜておいてもそれが見分けられるようになるとのこと。 新人教育のいい手本だと思います。本当のこと、どうしてそうなるのかしか教えない。「一応、こうやってみたら。理由は分からないけど。」と先輩に教えられるよりずっと効果的だと思います。 新しく仕事をする人には「なぜこのようになるのか、なぜそのような判断になったのか」ということを追求していって欲しいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 5, 2007 07:59:41 AM
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