カテゴリ:徒然と思うこと
昨日に引き続き教育関係のネタを。 富山県のことだったか、大分県のことだったかよく聴いていなかったのですが、教員の採用試験に一部民間人を委員に任命するとか。民間人といっても元県立か市立の学校の教員経験者で定年後私立の学校にいらっしゃる方だと思うのですが。 このニュースを聞いてちょっとした気づきがありました。官は本当に公正なのか、民は本当に公正でないのか、ということです。 民はお金の成る木を持っているわけではありませんのでそれこそ食うに困れば悪いことでもなんでもやる。ルールを作っておかないと何をしでかすか分からない。それに比べ身分が保証されておりお金の成る木があるから食うには困らない官は民の薄汚い損得に巻き込まれることなく公正な判断、指導ができるから権力を持ち指導・制定ができる。 これはこれで分かるような気がしてこれまで生きてきました。しかし、官の内部腐敗となると自浄能力がいかに官といえども身分争いのようなところがありますから冷静に事を運ぶことには限界があるようです。そこで官のお家騒動には無関係の民間人を損得に関係のない人ということで起用するとなった訳です。 このことは教育界のみならず社会保険関係でも取り入れられてきたことですが、官=公正、民=不公正というのはケースバイケースということになります。 それでも、民を判断する側に加えたからといって単に批判をかわすためだけにやるのではなく官の中の公正を図るために大いにその存在感を発揮してもらいたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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