テーマ:DVD映画鑑賞(13921)
カテゴリ:映画
ピノッキオの冒険(原題 LE AVVENTURE DI PINOCCHIO イタリア語)を観た。 貧しいジュペット爺さんから作られた木の人形ピノッキオが、妖精により人間に変えられ喜ぶが、それも「良い子にしていれば」の話。 悪い子になるとたちまち木の人形に戻ってしまう。 妖精の忠告を聞くたびに良い子になろうと思うピノッキオだったが、様々な誘惑なできごとに負け、別れてしまったバッボ(BABBO=パパ 日本語ではジュペット爺さんと呼ばれている)になかなか会うことができない。 果たして、ピノッキオは真の良い子になってバッボに会えるのだろうか? 簡単なあらすじを書いたが、「嘘をつくと鼻がなが~くなる」ピノッキオは世界的に有名だ。 原作はイタリア人のCARLO COLLODI(カルロ コッローディ)が書いている。 イタリアのトスカーナ地方にはピノッキオのふるさととしてコッローディ村もあり、私のいつか訪れてみたい場所にランキングされている。 さて、ピノッキオの映画作品と言えばデイズニー映画や新しいところでは2002年 ロベルト・べニーニの作品が頭に浮かぶだろう。 でも今回私が観たこの映画は1972年の作品で、原作に至って忠実に作られている。 実は、ダーリンと買い物中にこのDVDを見つけたとき、彼が 「これは素晴らしい作品だよ!僕は小さい頃に見たんだけど本当に感動したんだよ。」 と言ったのだが、ふ~ん、そうか、ぐらいの反応しか私は返さなかった。 ピノッキオの話しはすでに耳にたこができるぐらい聞いているし、デイズニー映画も観て内容も知っているから今更またピノッキオを見ても・・・と思ってしまったのだ。 でもそんな思いは映画が始まり数分後にたちまち吹っ飛んだ。 アニメ版と違い、舞台となったその時代に生身の人間が演ずるとこんなにリアルなストーリーになるのか、とすぐさま物語に引き込まれてしまった。 いや、面白い。 トスカーナ訛りでイタリア語を話すバッボ ジュペット役のNINO MANFREDI、ピノッキオ役の可愛い男の子ANDREA BALESTRI、妖精役の美女 GINA LOLLOBRIGIDA、どのキャストも適役で素晴らしかった。 大人が十分楽しめるこの映画。 久々に良い映画を観た。 訂正)ジュペット役のNINO MANFREDIはLAZIO州出身で、映画の中でトスカーナ訛りでは話してないよ、とダーリンに指摘をされてしまいました・・・。イタリア語のアクセントをもっと勉強せねば・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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