カテゴリ:日本
今月8日に秋葉原で無差別殺人事件が起こって以来、人が多い場所に行くと妙に緊張してしまう。 変なそぶりをする人を警戒するだけでは足りなくなってきた今の日本。 全く普通に見える人が突然犯罪を起こすなんて、これでは警戒のしようがないではないかとびくびくする。 駅の改札口で切符を買いに行った妹を待っているとき、「今ここでナイフを持った人に襲われたら、どういう風にして子供達を守ろうか」 とわんわんする人ごみの中で考えていた。 普通に生活をして犯罪に全く縁がなかったであろう人達が襲われた今回の事件を毎日追っていると、いったいどうしてこんなことになってしまったんだろう、とただ疑問しか出てこない。 「人間が人間を殺すなんて、(犯人は)もう人間じゃないな。」 事件の後、父がつぶやいた言葉が重く聞こえた。 本当に 「犯人は怪物だ」と思う。 こうした事件が起こる度に、日本の変化を感じないではいられないのだが、一方、全然変わっていないものもある。 現在一時帰国中の私は、ふたりの子供を連れて公園通いが日課になっている。 いろいろな公園通いをしているのだが、どこの公園でも小学生達が、昔からある遊びをしているのを見て驚いた。 かくれんぼをはじめ、「どろけん」「たかおに」など。 (私の小さい頃はいろおになんて言う遊びもあったなあ) 「たかおにやろうよー。」と言いながら、駆け回っている子供達を見て、「ああ~変わってないんだー。」と本当に嬉しかった。 いまや外で遊ばないで家の中でテレビゲームをして遊ぶ子供達が増えている中、こうして元気に外で遊ぶ子供達の姿を見るとなんだか安心する。 今回の秋葉原の犯人がどこでどうゆがんでしまったのかわからないが、わが家の子供達はどうかまっすぐ育ちますように、と願うばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/06/12 04:54:45 PM
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