移動図書館
ふと、移動図書館に行ってみようと思いつきました。去年引っ越すまで住んでいたところでは、よく利用していましたが、こちらには来ないと思い込んでいました。やっと秋らしくなってきたことだし、色々な理由で「歩こう」と思って調べたら、行けない距離ではないところに来ていることを発見しました。歩いて20分くらいのところですが、駅と反対方向だし、かなり急な坂の下なので余り普段は通らないところです。ちょっと汗ばむくらい歩いたところで、地図で見ていたとおりの団地の横に車が停まっていました。移動図書館は、いつもの図書館ではなかなか見つからない新刊図書があったりするのがいいところです。すぐに「姑獲鳥の夏 」発見。「魍魎の匣」を先に読んでいたら「順に読まないと面白さがよくわからないはずだ。」と弟に言われて、読みたかったのです。でも単行本でした。「君は広辞苑か」というたたずまいに、帰りに買い物もするつもりなのであきらめました。ざっと見て回って見つけたのは、東川篤哉「館島」、石持浅海「扉は閉ざされたまま」今は読むべき本がたくさんあるので読めるかどうかわからないのですが、やっぱり借りずにはいられませんでした。ここの「はまかぜ号」はどんな感じだろうとどきどきしたけど、考えてみたらどこも同じでした。だって巡回するんですから。同じ「はまかぜ号」ですから。馬鹿ですね。