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2011年01月17日
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カテゴリ:韓国関連
この映画、1980年に光州で起こった事件を民衆側から見た作品です。

事前に公式ホームページを見ていて期待度100%で行きましたが・・・

こう書くと、察しが付くと思いますが・・・期待度が高すぎたのか、少々不満に感じました。

映画のテーマへの導入部分で、この事件を知らない人のためにもう少し説明が必要だったのではと思います。
もちろん韓国映画ですから、韓国の人は知っていると言う前提なのでしょうが、韓国でも当時は嘘八百の報道しかされず、いまだに光州で暴動が起きたから軍が出動したと誤解をしている韓国人さえ多い現状なので、この事件が勃発したきっかけや、なぜそれが光州で起こったのか?という説明が冒頭で必要だったように感じます。

もちろん事件の背景を知っている人間が見ると、映画としての完成度と言うか、捉え方はすばらしいと思います。

ある人の書き込みにありましたが、事前にこの事件に関する本や、別の映画などを見て、ある程度の知識があると、本当に考えさせられるいい映画だと思います。

韓国では元々、全羅道、済州島出身者への差別意識が根強くある事も一因でしょう。
日本からの解放後に、無辜の市民が大量に虐殺されたのは、この二つの地域しかありません。
韓国人の心の奥底にある、全羅道だから・・済州道だから・・という差別意識がこの事件を引き起こした理由にあると感じています。


では見終わってからの感想を・・・

この事件は1980年5月18日に勃発しました。
ほんの28年前です。
私はその当時19歳、もし韓国の光州に居たならば、必ずやこの事件に巻き込まれ、映画の中の光州の高校生・大学生のようにデモをやっていたでしょう。
そして、あの不条理な出来事・・・国民を守るはずの軍隊が、国民を虐殺すると言うひどい事件に遭遇していたはずです。

それもお隣の国、韓国で実際にあったことです。
当時日本でも新聞などで報道されていましたが、やはり暴動が勃発という表現しかされていなかったように思います。

全 斗換大統領には、特に印象を感じていませんでしたが、こいつが韓国史上最低の大統領だったと言うのは理解できました。
ある意味、ノムヒョン前大統領よりひどい。

事件の冒頭、軍が自分たちは重装備をしているのに、丸腰の無抵抗の市民を殺しまくる所は、これが近代国家か?と目を覆いたくなるような惨状でした。

韓国ドラマ「砂時計・モレシゲ」の中に、光州事件に巻き込まれた主人公の友人が、「俺達の国の軍隊が、俺達の税金で買った機関銃で、俺達を殺すわけが無いじゃないか!あいつらは俺達を守ってくれるはずだ!」と叫びながら、軍隊に撃ち殺されるシーンがありました。

また同じドラマで、主人公の1人が光州出身なのにこの事件に派遣され、作戦中に友人を見かけて、機関銃を打てなくなり上司に殴られているシーンもありました。


そのほか「ペパーミントキャンディ」にも光州事件にふれているシーンもありましたし、この「光州5.18」をしっかり理解するには、事前の知識が必要だろうと思ったわけです。

私は光州事件のわずか9年後、韓国にはじめて行った訳ですが、空港での軍隊の警備や、街のいたるところに機関銃を持った兵隊が居た事を思い出し、今更ながら怖い時代に韓国に何も知らずに行っていたんだなぁ~と思いました。

しかしこの映画も20数年前なら、国家反逆罪ものです・・これが堂々と韓国で作られるようになったと言う事を見ても、韓国の民主化が相当進んだんだなぁ~と言う事はわかります。


この映画の韓国での題名「華麗なる休暇」というのは、この虐殺劇に参加した軍の作戦名です。


話は飛んで・・・
アン・ソンギやっぱり演技うまい!

私のmixi日記2008年5月よりの転載・加筆です。






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Last updated  2011年01月17日 17時50分22秒
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