カテゴリ:誘水日記
日本は世界のひな形だと言われている。
日本列島の形がそうだ。 北海道は北アメリカ大陸、 本州はユーラシア大陸、 四国がオーストラリア大陸、 九州がアフリカ大陸、 日本ではないが、台湾が南アメリカ大陸に当てはまる。 ほかの島々が、 世界の島々とも対応しているのだろう。 http://matome.naver.jp/odai/2134168576587904701 そして、日本で起こったことが世界でも起こるという仕組みだと言う。 ![]() 昨日、 ローマ法王に米を食べさせた男として有名になった高野誠鮮さんとお会いした。 彼が言うには、 歴史も日本がひな形になっていると言うのだ。 ちょうど、今の時代は、 日本で言えば、 幕末から明治維新のころで、 あのころの歴史が、 現代の世界の動きを見る上で参考になるのだと言う。 幕府はアメリカ、 薩長は? 坂本竜馬はだれだ? そう考えると面白いよと教えてくれた。 歴史というと、 ぼくが気になるのは、本能寺の変。 だれもが知っている織田信長が明智光秀の謀反にあい殺された事件だ。 日本の運命を変える大事件だったのではと、ぼくには思えてならない。 なぜ、織田信長は殺されたのか。 なぜ、明智光秀は織田信長を討ったのか。 「本能寺の変431年目の真実」という本は面白かった。 定説を覆す内容で、 ぼくは、かなり説得力があると感じた。 しかし、 同時に、ぼくには、もっとグローバルな動きの中で起こった事件でもなかったと思える部分もある。 キリスト教の宣教師たちがかかわっているのではないか。 そういうことを書いている本もあったが、 なぜ、織田信長を殺さないといけなかったか、説得力に欠けた。 ひょっとしたら、 あの当時の、世界における日本の位置づけを見直さないといけないのではないか。 ぼくは、 日本をはじめ、アジアはヨーロッパに比べて遅れていて、 ヨーロッパ人が、アジアを文明化していた時代だと認識していた。 でも、 そうじゃないかもしれない。 日本は、文明も文化も、世界をリードするような国だったかもしれない。 信長は、 日本を統一したら世界に進出すると公言していたそうだ。 金や銀がたくさん取れて、 財力という裏付けもあったようだ。 政変の裏には、 経済的な理由が必ずある。 当時は、堺の商人が日本の経済を牛耳っていたわけだ。 彼らの思惑もかかわっているよなと思う。 今、あちこちで言われている、世界を支配する闇の勢力というのが、 あのころの日本では堺の商人だったのではないか。 信長も、彼らの傀儡だったかも。 あの本能寺の変は、 政治も宗教も経済も国際関係も、 あらゆることがかかわって起こった。 ほんのちょっとかじっただけのことで、偉そうなことは言えないが、 日本の歴史が世界のひな形だとすると、 本能寺の変も、 そのうちのひとつとして重大な意味をもっているかもしれない。 明治維新も、 本能寺の変も、 きっと、日本の歴史を語る上では、 同じような位置づけと考えてもいいのかもしれない。 足利幕府と徳川幕府が滅びるという共通の節目もあるわけだし。 そういうわけで、 このごろ、 ぼくの机の周囲には、 「本能寺」とタイトルについた本が転がっているわけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年11月07日 08時19分32秒
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