カテゴリ:誘水日記
20年ぶりに懐かしい友と会った。
初めて会ったのは、 1990年代。 「アトピーを治す大事典」の取材で走り回っていたころだ。 まだネットのない時代。 書店へ行って、アトピー関連の本を探し、 面白そうだと思ったら取材に行くという手順をとっていた。 もうおしまいにしようと思って行った書店で見つけたのが、 谷口修さんの著書。 葉っぱをもってアトピーを治すという奇想天外な内容だった。 ぼくは、 こういうのが好きだ。 すぐに取材を申し込み、 浜松へ出かけて行った。 小さなアパートの一室が事務所兼治療室だった。 「何これ?」 壁際に大きな棚に、 びっしりと茶碗やら湯のみが並んでる。 一通りアトピーの話を聞いたあと、 彼は陶器の話を熱く語った。 今の陶器は、 釉薬にさまざまな混ぜ物があって、 それが原因で病気になっている人もいると言うのだ。 初めて聞く話だったが、 ぼくには強烈なインパクトがあった。 食が大事だとはさんざん聞いてきたが、 食べ物を盛る食器に大きな問題があったなんて。 彼の商品を雑誌で紹介した。 評判になった。 あれから30年近くがたち、 今では、 「森修焼」は健康陶器のブラントとして確固たる地位を築いている。 森修焼のまわりでは、 不思議なことがたくさん起こっている。 コンセントに差し込むだけで、 電磁波の影響が少なくなる、とうたっている商品がある。 それを使うと、 体調が良くなったり、運気も上がったりするそうだ。 にわかには信じられることではない。 だから、 谷口さんは、しっかりとしたデータを集めて、 この商品に説得力をもたそうとしている。 大学の研究室、 ドクターら、 真剣に研究を進めている人たちがいて、 森修焼は、電子に変化を与え、 人体で言えば細胞を活性化させるところまでわかったそうだ。 このあたりの理論は何度か聞いてもよく理解できないのだが、 さまざまな現象から察するに、 自然治癒力を高めているのだろうと想像できる。 谷口さんとは長い付き合だ。 彼も71歳になり、 これまでの人生を振り返りたいということで、 ぼくに取材をしてほしいと連絡があった。 彼の半生をまとめた冊子を作る予定だ。 一泊二日で話を聞いた。 ずいぶんと苦労もしてきたのはよく知っていたが、 改めて聞き直すと、 転んでもただでは起きない。 マイナスをプラスに変えるパワーの源が見えてきた。 そして、 今は新しい境地に立っている。 みんなで幸せにならないといけない。 そんな思いが、 70歳を過ぎて膨らんできている。 すてきな人生だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年02月09日 11時14分18秒
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