TVゲーム双六について。AIとランダムの関係。
↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! 東アジア大戦 シナリオ風今日のノート TVゲーム双六について双六に思考や戦術はほとんど必要ありません。ただサイコロを振って駒を進めるだけです。ショートカットできるルートを選択するマスもありますがそれも運任せです。ほとんど全ては運です。が、よくできた双六は何度でも楽しめます。その理由は簡単です。するたびに色々なストーリーを楽しめるからです。お金持ちになったり乞食になったり、いろんな物をゲットしたりできます。TVゲーム双六では7つの各マスでプレイしたゲームのカードと、そのプレイ結果で獲得したチップの額でゴールが決まります。「大統領」「大富豪」「大家族」「千の風」です。遊ぶたびにストーリーが変わるのです。将棋のソフトではAIが命です。最近では女流名人を破りました。パソコンで普通に動く将棋ソフトを169台のコンピュータを並列して動かし多数決で手を決めたようです。女流名人は169人の将棋のまあ強い相手と同時に戦ったわけです。一つのミスが致命的になります。実際彼女もミスをしたことがきっかけで負けたようです。では全くミスをせずにずっと情報処理のハイテクノロジーで将棋を戦えばどうなるか?私は全て引き分けになると考えています。つまりゲームとしては死んでしまうのです。AIとは究極的には記憶力です。ありとあらゆる場面を記憶しそれを取り出していける力を持つことです。コンピュータが本気出せば人間は絶対にかないません。でも、ゲームとして面白いでしょうか? 必ず引き分けると決まっている勝負はもう勝負とはいわず、ただの作業です。で、そのコンピュータを打ち破る方法は実は簡単です。それは、将棋のルールを変えてしまうことなのです。人間なら即座にルール変更に対応しますが、コンピュータは自力でソフトを組み替えることはできません。まず人の方がルール変更を解析し、プログラムし直さなければならないのです。ルール変更こそランダム、つまりでたらめの極致です。双六は最初からランダムをゲームに取り込むことでゲームの楽しさを永遠にしようとしているのです。 バイオハザード4 コミック the Russo‐Japanese Warこのゲームについてのページ