米国で実証された「金持ちの子供は頭がいい」ってホント?
年収300万円未満の家の子は、富裕層(年収1800万円以上)の子より大脳皮質が6%小さかった…だから金持ちの子は頭がいいそうです。格差問題に火をつけるような話です。貧しくても努力すればいつかは成功するというアメリカンドリームを否定しかねません。だが頭の良さとは一体何でしょうか? それは少し先の未来が読めること、言い換えれば恐怖を感じる能力です。人は恐怖から身を守るためにいろいろ智慧を働かせ文明を築きました。大脳皮質はまさに人間を人間たらしめいている部位です。少し先の恐怖を想像できることが多くの偉大な文明を発展させたと同時に他の動物にはない過剰な残虐さも発揮させました。核エネルギーなどその最たるものでしょう。人が幸せに生きるならあえて「頭の良さ」を制限する必要があります。あまりに賢いと人は周りを疑い始めるからです。恐怖のはじまりです。それが素晴らしい発見・発明につながりましたが、その成果を打ち消しかねないほどの破壊も行われました。実は殆どの宗教でいわれる“赦し”という概念は「頭の良さ」を制限する働きのことです。大脳皮質の暴走を押さえるためです。今、人々は頭の良さに疲れ始めています。例えばマクドナルドの失速も頭が悪かったのではなく相当頭が良かったからこそ引き起こされました。大阪都構想もそうです。ユダヤのホロコーストやイスラム国もそうです。ブラック企業化や環境破壊、果ては少子化問題も全部根っこは同じです。人の頭がいいおかげなのです。頭が良すぎると命さえも石ころとあまり変わりなくなってしまいます。どちらも原子・分子で成り立っているに過ぎないですから…だから大脳皮質の大小で頭がいいというのを論じるあまり、幸せを見失っては元も子もありません。幸せは未来ではなく「今」にあるのですから。恐怖に打ち勝つ最大の智慧です。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーションにほんブログ村↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!マジックミラー それから。 うさぎとかめ それから。 もう一つのアリとキリギリスby 倖和(サチナゴム)forkN