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土曜日に引き続き日曜も風が強くて午前中はボートを出せないとの事で、
掃除、洗濯をサクサクッと済ませ、C5に乗って湾岸ドライブを楽しんできました。 先ずは北田サーフ、 ここを見ると時々思い出すこと、 それは黒い悪魔、 平成9年の正月明けに発生したナホトカ号の重油流出事故です。 敦賀、美浜の海岸一帯にも大量の重油の塊が流れ着き、連日大勢の人が回収作業にあたり ました。 会社からも毎日10数名が回収作業に参加していたので、自分も何度か行っていますが、 冷たい風が吹き荒れる海岸での回収作業は過酷を極め、 海藻に絡んだ重油、テトラにへばりついた重油、 それはそれは臭いもきつく、重油の付着した海藻は重く肉体的にも辛い作業でした。 そんな悲惨な状況となった海だったので、 春になってもシーバス釣りなんてとても出来ないだろうなと思っていましたが、 冬の日本海の荒波の浄化力は凄まじく、 春を迎えたサーフはよ~く探せばテトラの間に重油の小さい塊が見つかるくらいで いつものサーフとなんら変わらず、 そんな海にはもちろん魚たちもいつも通りやってきましたし、シーバスも釣れました。 シーズン初のシーバスを釣り上げた時は、 よくぞ帰ってきてくれたという気持ちで、自然と涙がこみ上げてきましたし、 今でもはっきりと記憶に残っている思い出深い1本ですね。 次に水晶浜、 青い空、青い海、白い砂のコントラストがすてき、 ポツンと座っている恋人たちのプライベートビーチのようだ。 海水浴シーズンを終え、閑散とした浜でのバーベキューはいいですね~。 最後に半島を横断して気比の松原へ、 気比の松原も波はなく、とてもきれいです。 先日の豪雨で流れ着いた大量のごみは浜の上にまとめられ回収を待つだけと なっていて、いつもの浜に戻っています。 海に関わる仕事をしていて、趣味で釣りを楽しみ新鮮で美味しいさかなを得、 落ち込んだ時には海へ行き元気をもらっている、 海からはたくさんの生きる力(パワー)をいただいている現実、 こんな素晴らしい海が身近にあることに感謝し、子供、孫の代までこの海を残していく 為に微力ではありますが、 小さなゴミであっても捨てないように心掛け、清掃活動等があれば積極的に参加して この綺麗な海を守っていかねばと思ったソルト魂であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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