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2009.08.05
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カテゴリ:モータースポーツ
 ルノーのフラビオ・ブリアトーレ代表と大喧嘩したピケ・ジュニアが、ルノーチームを解雇されることが決まった。いまだにゼロポイントを続けるピケ・ジュニアに、チーム首脳も愛想が尽きたらしい。ピケ・ジュニアに才能がないのか、ルノーのマシンに問題があるかの論争は続くことになる。ブリアトーレを死刑執行人と呼べば、組織で抹殺されることは避けられない。友好的な関係がルノー解雇で壊れたわけでなく、二人はもともと仲が悪かったらしい。父親がチャンピオンという看板は、現在のレース環境では通用しなかったことになる。
 同じように行き先を失うのが、BMWのクビサになる。今年のクビサはまったく低迷している。遅いマシンであっても、それを駆使してポイントを稼がないと、この世界では生き残れない。昨年度の大活躍で高まったクビサの評価も、谷底まで落下してしまった。遅いマシンを使うと成績が低迷するようでは、F1ドライバーとしての才能を認知されない。BMW撤退でワークスの指定席はわずか8つになった。レギュラーシートが確定しているのは、ハミルトンとライコネンとアロンソ程度だろう。つまり、終盤にかけて激しい指定席争いが始まる。
 ワークスドライバーへの昇進が可能なのは、ウィリアムズのロズベルグ、レッドブルのベッテル、ブラウンGPのバトンの3人になる。もちろん、ワークスと契約できても、優れたF1マシンが手に入るわけではないが、フェラーリやマクラーレンには大きなチャンスがあるから、移籍希望者は多い。戦闘力を発揮したレッドブルとブラウンGPと契約を続けるのか、それともワークスに移籍するかの選択は悩ましい。うっかりすると、ピケジュニアの二の舞になってしまう。歴史に名前を刻むには、運と実力の両方がないと話にならないのがつらいなあ。





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Last updated  2009.08.05 10:19:33
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