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2010.02.04
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カテゴリ:現代社会
 ついにその日がやってきた。酒癖の悪さが人生を変えることは珍しくないけれど、横綱の地位を棒に振るという出来事は珍しい。外国人が日本の風土や習慣に溶け込むことは、それくらい難しいことを意味している。自らの行動を自制できないのは酒飲みの本性なので、どうにかなるものではない。さらに、周囲からにらまれていると修正がきかない。二度と起こしませんと誓っても、その言葉を酒飲みに要求することが無駄なことを誰もが知っている。
 朝青竜が引退しても、外国人力士が相撲部屋の親方になることは、ほとんど絶望な制度がある。朝青竜は事実上の追放に近く、相撲界を去るしかないだろう。体力や格闘技としての強さが維持できれば、プロレスやK1などに転向できる。相撲界と縁を切るか、それとも相撲界の枠の中にとどまるかは、悩ましい。針の山の日本で暮らすよりも、モンゴルに戻ったほうがずっと賢いかもしれない。
 貴乃花騒動を見ていてもわかるように、相撲界は古いしきたりと習慣の中で生きている。自由で気ままな暮らしを求める現代日本人は、相撲界に残っている古いしきたりや習慣を我慢できない。若い日本人力士は、苦しさに耐えられずに相撲部屋から飛び出してしまう。逃げ場のない外国人力士だけが耐えて強くなっていく。どのスポーツでも、プロクラスの戦いは厳しく、やわな日本人が生き残れる確率は低くなっている。Jリーグのサッカークラブのほうが、現代日本人の若者気質にマッチしているというのは、不思議な気持がしてしまうのだが。





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Last updated  2010.02.12 17:57:00
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