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家の中は今朝は3度だった。寒いけれど、大丈夫。布団は暖かいし、湯たんぽもあるし、絹製品を多く身につけているせいか、体はホカホカしている。ただ、作業していると手がかじかんでくることがある。
今日も家で会報をまとめたり、笹田さんの本のことをしたり…。 英文法についていくつかメールが来たので、ここで私が感じたを書きたい。 「話すための英文法」「読むための英文法」「書くための英文法」「聞くための英文法」の整備ができていないと思う。 「話すための英文法」 例1)「あなたの夢は?」「あなたの行きたいところは?」という練習で、I’ll go to China.なんていうのが教科書に載っていそうだ。「(じゃぁ)中国に行こうっと!」って、【その場で決意】するとうのはどういうことなのでしょう。あるいは、週末の予定を質問し合うのに、I’ll play tennis. 「(じゃぁ)テニスしようっと!」というのがあったように思う。 I’m going to visit China next year.(来年、中国を訪問するつもりです)、 I’d like to go to China. (中国に行きたいです)、 予定ならI’m playing tennis this weekend.(週末、テニスするんだ)という現在進行形がふさわしい、 【予想】や【丁寧な予定確認】なら、I’ll be staying in Osaka (きっと、大阪に滞在している)(大阪に滞在いたします)。 例2)Will you close the window?は「窓、閉めてくれる?(閉めてよ)」というくらいぞんざいなので、pleaseをつけたり、would youにしたりするのが良いと思うが、そういう注意書きがない。 例3)現在完了形は現在時制(説明文向き)のなかで「(今、すでに)~になっている」と説明するのに用いる。過去形は過去時制(物語文向き)のなかで「(いつどこでだれが)~した」と物語るのに用いる。ということで、中3で「時制は2つ」と解説しないとまずいのだが、「時制は3つある(文科省も未来表現と言っているはず)」「完了時制(aspectでしょう…)」と思っている方たちがいる。う~む。 「話すための英文法」という場合、I’ve got, She’s gotなどの練習も必要だが、そういう日本の教科書は見たことがない。 このような共通認識を持った上で教材が整備され、教員が作るプリントも整備されていくならいいのだが、今はそうはなっていない。変なプリントを使って活動して、それが定着して「良かった」って言えるのか? だから変に文法指導なんてしない方が良い。文法に熱心な教員の方がこれまた頑固で誤解していることが多い。亡くなられた黒川泰男先生がすばらしかったのはロシア語もお出来になったので、英語は先生にとって「一言語」に過ぎなかったから、私がお話しするとき、素直に聞いてくださった。私もフランス語が分かるようになってからは、変に力まなくなった。 声が大きくて元気の良いカリスマ性のある教員のみなさんが私の小さな声に耳を傾けてくださるといいのだが。私も今年は少し大きな声を出します。
Last updated
2011.02.12 13:30:54
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