カテゴリ:社会の風景
今日は、久しぶりに蒸し暑くって、昼間は大変でした。でも、日暮れとともに、涼しい風。やっぱり、もう、九月ですね。 プロジェクト終わりに、ご褒美としてチケットをゲットしてあったコルテオ。 東京公演を終えて、七月から大阪・中ノ島新ビッグトップで上演中の、ご存知シルクドソレイユの作品。 毎回のことですが、今回も圧倒的なパフォーマンスに、開いた口がふさがらず、ただもう、圧倒されっぱなしの二時間半(休憩30分を含む)でした。 始業式の日の午後だと言うのに、客席は満員。 開演五分前に、出演者が客席にぞくぞくと登場すると、いきなりヒートアップ。 団体鑑賞の高校生たちの黄色い歓声が響き渡ります。 いつもにも増して、ストーリーがハッキリしていて、かつ、伝統的なサーカスの匂いも復活されているコルテオ。 そんなに、人は重力から解放されて、空を飛びたかったのか…と、自分に問いたくなる浮遊感。超人的な肉体の躍動が目の前で繰り広げられます。 今回は前から3列目だったので、筋肉の動き、息遣いが手に取るようにわかります。 いや、本当にもう一度見たい作品です。次は全体が見える後ろよりの席で、ぜひ見たいですねえ。もし、まだ、シルクの舞台をごらんになったことがなければ、ぜひぜひ、今回はお出掛けください。間違いなく感動できますよ。 ただ、ちょっと不満なことも…。 客席のマナーです。 普段舞台を見ない方も、イベント感覚でたくさんいらっしゃるので仕方ないとは思いつつ、やはり許せないのが、携帯での撮影。 著作権の問題でもあり、完全な禁止行為なのに、平気で隠し撮り(先のミュージカルでも、勝手に撮影している人がいました)。 もしも、作品の著作権などに思い至らずとも、液晶画面が後ろの人の迷惑になるってことに全く思い至らない馬鹿さ加減、自分勝手加減。本当に頭に来ます。 舞台をやっている側は真剣です。 携帯の画面に目をやる暇があったら、その瞬間瞬間に目の前で起きていることを共有して欲しいんです。舞台は生もの。小さい画像に記録しても何の意味もない。自分の記憶に刻み込み、もう二度と出会えない瞬間の共有こそが、観客に求められているものなんです。 もう少し、劇場文化がしっかりと根付き、マナーが向上することを心から願います。 人気blogランキングに参加しています。美味しそう応援してやろうっ思ってくだされば、ぜひ、ポチッと押してください。 ショック順位下降中。ぜひ、ポチッと応援よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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