カテゴリ:旅を楽しむ
今日も曇り空。段々冬空になってきています。 ちょっと心配だったお天気も回復した勤労感謝の日の昨日、熊野古道・伊勢路編第3回 ~ 始神(はじかみ)峠 に行ってきました。(前回の記事はコチラをクリックしてください) 秋の日の祝日ということで、バスの発着場は大混雑。大量の人が、バスに乗ってあちこちに出かけていきました。 となると渋滞が心配ですが、阪神高速~西名阪~名阪国道~伊勢道~紀勢道を通って渋滞知らず。スイスイと伊勢に向かいます。そして、第1回・第2回で歩いた峠を通り過ぎて、桜広場からウォーキングスタート。 強風のため、お弁当はバスの中でいただきます。 バスを降りて海岸に行ってみると、ここは宮川第二発電所のそばなので、ちょうど放水時間と重なり、毎分24トンという大量の放水を初めて見ました。 ちょっと恐ろしくなるくらいの水量と勢い。絶対に近づいてはダメですね。 さて、今回登る始神峠の明治道(江戸時代の険しい江戸道もあります)は、明治時代に軍隊(お隣の国が、またまた不穏な動きをしていますね)が通ることのできるように整備された道。 なので、馬が通りやすく、大砲を押して通ることも可能なようになだらかな坂道が続きます。 途中に宮谷池。農業用灌漑池です。今ではブラックバスが棲むだけらしいですが、かつてはこの辺りも農業が盛んだったそうです。 写真中央の小さな山が始神山。登るのはその後ろの山です。 道にはヒノキの落ち葉が強風にあおられて降り注ぎ、ゴールデンシャワー。道もフカフカ。 でも、衰退した林業の姿をこの辺りで目の当たりにします。 打ち枝をされず、間伐もされていない場所では、ヒノキも荒れ放題。材木としての価値はほとんどなくなった木も多くありました。でも、働けば働くだけ赤字になってしまうお話を聞いていると、日本の林業の未来はくらいですね。一方で、他所の国の木を切り倒しつくすやり方も酷い。一度切ると、40年は待たなければならない木の生長。 時代の流れが、あまりにも速くなりすぎてしまったんですね。 そんなお話を聞きながら、峠に到着。 熊野灘を見下ろす峠からの眺望。とても、素敵。 強い風で、汗もかかない2時間のウォーキング。下る道はかなりの石ころだらけの道。 捻挫しないように、小股でゆっくりと下ってきました。 人気ブログランキングへランキングに参加中です! ぜひ、ポチ・ポチ・ポチッとクリックしてやってください。応援よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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