カテゴリ:食事の風景
今日は無理やり休みを取って、熊野古道伊勢路第七回を歩いてきました。 あらためて自分が晴れ女だと納得。だって、バスに乗った瞬間から雨。降りたら晴れ。そして、帰りのバスに乗ったら雨(笑)。 でも、その前に、昨日の続きです。 やっとやっと念願の京都の名店・なかひがしに行ってまいりました。 先月1日に45分間電話をし続けて、やっとゲットした予約。なかひがしは1日の朝8時から、翌月の予約を受付けています。 いろいろな野草・野菜を丁寧な調理で満足した後、まだまだ続きますよ。 さて、魚を食べた後は、また野草です。 わらびの海苔巻き。わさび醤油でいただきますが、ねっとりとしたわらび、こんなに美味しいなんて初めて知りました。湯葉とイタドリも添えてあります。 赤いお皿は緋鯉。 そして真鯉。緑の葉っぱはカラスノエンドウ。食べられるんですね、びっくり。 確かにマメ科の味がします。 煮物椀。と言っても最高に香のいい出汁を注いで作られたもの。 どんこ椎茸が香って、香ばしく焼かれた鯉がよく合います。うまい菜はちょっと香りが強すぎかな…。 端休めは、なれ寿司と中抜き大根。緑のものは、…えーと、何のシャーベットだっけ(笑)。 旬の筍ともろこ。さすが京都の筍です。薫り高くて柔らかくて、美味しい! その頃おくどさんからは、ご飯の炊けるいい香り。煮えばなの、お米からご飯に変わる瞬間のご飯もいただき、サラダ仕立ての野菜たち。 仕上げのご飯のお供は、若竹に、めざし、蕗味噌にお漬物。どれをとっても最高の味わい。 デザートは、蓬のアイスに、まだ青いイチゴ。春の苦味。でも、その下には完熟イチゴがあって、甘味に感謝できる趣向。 最後のコーヒーは水出し。これがたまらなく美味しくて、お替りしました。 イヤー、よく食べました。たっぷり二時間半。 ゆっくり時間をかけて、山野草を中心にした自然の恵みを思う存分いただきました。これが食事なんだなあって思います。ただ空腹を満たすだけじゃなく、楽しみながら、ゆったりと、食べることだけに時間をかける。贅沢です。 期待を裏切らない豪華な時間を過ごすことができました。 草喰 なかひがし (京料理 / 元田中駅、茶山駅、出町柳駅) 人気ブログランキングへランキングに参加中です! ぜひ、ポチ・ポチ・ポチッとクリックしてやってください。応援よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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