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司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

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萩2696

萩2696

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2009.11.19
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 「まだか!!」待たされて、そろそろ1時間になろうとしている。

ここはT市の裁判所の法廷内、本日は過払い訴訟の第2回目の期日。

「忘れられているのではないか?」心配して廷史に聞くも大丈夫とのこと。



 相手のアイフルの担当者は、次々と被告席に座り、他の事件の審理をこなしている。

「自分の番がこない!」午後は他の裁判所まで移動しなければならない。

 ようやく事件番号が読みあげられ、原告席へ座る、被告席はその担当者だ。



「被告は主張がありますか?」と裁判官

「次回に17条、18条書面の証拠を出させていただきます」アイフルの担当者は平然と答

える。「提出するのはどうサンプルなんでしょう?」と強く結審を求めるが・・

「今日は2回目ですから、もう一回だけ期日を入れましょう」

裁判官の一言で続行決定。最後に「準備書面は一週間前までに出してください」

この点だけは感心する。当たり前のことだが。



 午後はT県F市の裁判所の移動。ここの裁判官は最悪。こんな裁判官見たことがない。

相手は同じくアイフル、裁判官に強い勧めで、和解のテーブルに付くが

お互いの希望額に大きな隔たりがあり和解ならず。



 法廷に戻り、司法委員が事の顛末を裁判官に報告すると

「何でそんなに隔たりがあるんですか!!」 「元金を割らない金額が妥当と言ったでしょ

う!!」 見る見る不機嫌になる。

 こちらが終結を求めると、ついに爆発。「判決だけがすべてではない!!」

延々と説教じみた自説を展開。そしてこちらの提出した訴状、証拠書類にケチを付け出し

た。「勝訴するとは限らないんですよ、「0」になることもあるんですよ!!」

「今回はそうしょうか!」完全な脅しだ!! 「好きなように判断してください!」と言いつつ

も、依頼者のこともある。引き延ばしされたり、万一変な判決を出されたら、控訴するにも

依頼者に負担がかかる。
 
 仕方なく「裁判官の妥当と考える金額で和解勧告お願いします!」と提案する。

ようやく裁判官の機嫌が治まる。

元金満額+αで「和解に代わる決定」になった。これでよかったのか?


 法廷を出てから、アイフルの担当者に聞くと、この裁判官は判決は出したがらないとの

ことだった。

 
 地方都市の裁判所は金融業者の担当者が詰めっきり。裁判官とも顔なじみになる。

片や、こちら側は、一部の代理人の不届き者の行為(脱税等)により世間の目は厳しい。

裁判官の心情が業者側に傾きつつあるのを感じる。

今こそ信用回復が必要だ。             

                         マイサイト債務整理,過払い請求専門






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Last updated  2009.11.20 11:24:26
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