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カテゴリ:読書メモ
箱館にて洋式帆船造りの名匠と謳われた船大工の続豊治。だがある不運から、船大工の職を離れ、一介の仏壇師として二十年余りを過ごしていた。世は明治へと移り変わり、ひっそりと暮らす豊治のもとを伊豆の船匠・上田寅吉が訪ねる。寅吉との対話により、齢七十を過ぎたその胸に、船造りにかける熱い想いが再燃する。-『鳳凰の船』江戸の残映が色濃い明治初期の函館を舞台に、人々の心情を細やかに描きあげた五編。 【目次】(「BOOK」データベースより) 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 1968年北海道生まれ。千葉大学仏文科卒。「寿限無」で2008年第30回小説推理新人賞受賞。受賞作を収録した『姫の竹、月の草』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.01.10 23:44:32
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