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「オールシーズン・バッジ」(単行本第16巻収録)
脚本:与口奈津江 絵コンテ・演出:宮本幸裕 作画監督:西本真弓

<あらすじ>
 週末、湖畔の別荘にとまりに行くというスネ夫にじまんされたのび太は、自分もあそびに行きたいとくやしがる。
 そんなのび太をかわいそうに思ったドラえもんは『オールシーズン・バッジ』を取りだす。ダイヤルをセットするだけで、まわりが好きな季節に変わるべんりなバッジなのだ。
 このバッジがあれば、スキー、水泳、お花見をいちどに楽しむことができる! 大よろこびののび太は『どこでもドア』を使って、スネ夫の別荘がある湖に行くが…!?(公式サイトより)

<感想・レビュー>
スネ夫一家が、ドラえもんの道具に翻弄されてしまうストーリー。このほかにも、「大雪山がやってきた」といったストーリーもあるが、ほぼ全編に登場するのは、これぐらいのものだろう。

それにしても、ベガエンタテイメントが制作する回は、作画がしっかりしている。個人的に、富永氏・中村氏が作画監督をやる回よりも、十分原作に忠実と感じていて、好感が持てる。

面白かったのは舞い散る桜を見て、スネ夫一家が、「きれいなもみじだねえ~」とおののくシーン。原作どおりの一家の顔つきに加えて、背景をブラックにすることで、原作以上にスネ夫一家の心境を表していた。そして、スネ夫一家のそれぞれの絶妙な演技に、大いに笑わせてくれた。考えたら、スネ夫一家は、関智一、田中秀幸、高山みなみという実績のある声優一家。見事であった。

そして、スネ夫たちはさらに翻弄されるわけで、のび太たちがスキーをしているところを見かけ、自分たちもやろうと別荘からスキーグッズを取りに行くところはアニメオリジナル。結局、雪はなくなっていて、またもや翻弄されるスネ夫一家。オチも、のび太がポケットに穴が開いていたことに気づかず、バッジを落としてしまっていたところで締める・・・と思いきや、帰りのドライブで、スネ夫たちが、車窓のもみじ、桜、雪を被った木々にまたしてもおののき、スネ夫パパが、「きれいな・・・もみじだねえ~」と、またしても自分たちに言い聞かせる。もう爆笑もの。どちらかといえば、スネ夫一家が翻弄されるところを重きに置いていた作品であった。なかなか面白い一作に仕上がっていた。


「Yロウ作戦」(単行本第11巻収録)
脚本:大野木寛 絵コンテ:荒川直樹 演出:渡辺温子 作画監督:西本真弓

<あらすじ>
野球チーム“ジャイアンズ”は、試合で負けつづき。監督のジャイアンは腹を立て、これからはヘタなメンバーを2軍に落として、たまひろいをさせると言いだした!
 ドラえもんにはげまされたのび太は、1軍をめざして練習に打ちこもうとするが、ママに「勉強のほうが大事よ!」とバットとグローブを取り上げられてしまった。
 同情したドラえもんは、『Yロウ』を貸す。Yロウを渡された人は、どんなことでも断れなくなってしまうという。のび太はYロウのおかげでママから野球道具を取りもどすが…!?(公式サイトより)

「Yロウ」・・知らない子供にとっては、どういう意味合いを持ったネーミングなのかわからないだろうけど・・・大人になってから初めてハッと気づかされる秘密道具である。ご存知「賄賂」のもじりである。この原作が書かれた1976年当時、ロッキード事件が発生。田中角栄元首相が逮捕され、国会の証人喚問で、小佐野賢治が語った「記憶にございません」は流行語にもなった。その当時を風刺したのがこの「Yロウ」である。領収書といい、ジャイアンの「記憶にない」といい、当時の世相を十分に反映した傑作と言える。今の子供たちも我々と同じように、そんなハッとさせられる感覚を覚えてほしいものだ。

「Yロウ」を受け取って喜ぶのび太ママやジャイアンの表情は、なかなか面白く表現できていた。それとドラえもんが、のび太の野球の下手くそさを怒るところは、原作以上に表情が表立っていて、好感が持てた。それと、のび太ママが「のび太はおあいできない」と棒読み口調でスネ夫たちに言うシーンがあったが、それも「Yロウ」の効果によるものということがしっかり描かれていた。原作では、それはまったく描かれていなかったが、なかなか絶妙なアレンジで、「Yロウ」の効果を知らしめるものとなった。

今回のアニメで、色濃く描かれていたのは、「Yロウ」を使うべきかどうか悩むのび太の葛藤。そして、スネ夫たちから抗議を受け、のび太を非難する文章が書かれた紙飛行機を読んだ、のび太の複雑な心境が描かれていた。紙飛行機にメッセージという演出はなかなか考えたものだなあ~、と感心した。原作どおりの展開でありながらも、細かいところでアニメオリジナルの部分をうまく取り入れていた。こちらの「Yロウ」も非常に完成度の高い作品であった。

ところで、スネ夫のいとこのCVは、吉野裕行氏であった。そういえば、『BLOOD+』のカイって、かつては将来を嘱望された野球のピッチャーという設定だったけど・・・ああ、あれがカイの幼少時代・・・なわけない。単なる偶然だろう・・・。


そして、番組終了後、テレ朝の番宣が入るが、なんと「IQテスト・ザ・ネイション」の番宣に水田わさびさん登場!!今回のIQテストは、自分の「適職」がわかるという。今の自分にピッタリのテストだなあ~(笑)


さて、「日経トレンディ」の12月号に、「2006年ヒット予測ランキング」という特集が組まれているが、その中には「恐竜キャラ」があった。これはセガが、「ムシキング」に続くカードゲームシリーズとして、「古代王者 恐竜キング」を稼動したことが中心の記事となっているが、それに付随して、「のび太の恐竜2006」も触れられている。記事によれば、シリーズ最高の観客動員数420万人超を目標にしているとのこと。
う~ん、そこまでデカイ目標立てたか・・・。同日には「ナルニア国物語」という超大作が公開される中、果たしてどれほど健闘してくれるんでしょうか?

その「のび太の恐竜2006」の最新予告編が、いよいよ来週公開!!これから一週間あたり、何かしらの動きがありそうな予感。Yahoo!ニュースが気になる毎日を送りそうだ。


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最終更新日  2005年11月19日 16時00分40秒
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