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2005.02.10
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カテゴリ:coffee break
●利益計算

卸売業や小売業で、売上総利益は「売上-商品原価」で計算します。商品原価は、「期首商品有高+仕入総額-期末商品有高」です。

財務・会計に疎い身としては、こんなもんか、と、受験時代、頭から丸暗記していました。でも、もっと簡単な方法は、ないのでしょうか。

●商品の購入は資産の増?

商品を購入したときに、その分を「資産の増」として受け入れ、売れたときに、「資産の減」と扱えば、期首や期末の在庫量をいちいち調べなくてもいいはずです。

例えば、商品を5000円で買って、7000円で販売するとします。

買うとき  (借)商品  5000   (貸)現金    5000

売るとき  (借)現金  7000   (貸)商品    5000
                     商品販売益 2000

こうすれば、棚卸や在庫量の確認が不要になるはずです。

なぜ、この方法を採用していないのでしょうか。それは、商品を試算とする方法では、ひとつ売れるたびにその商品の原価を特定する必要があるからです。

例えば、スーパーマーケットで、納豆がひとつ売れるたびに、その納豆の原価を特定して、簿記に記入しなければならなくなります。これは、実務上不可能でしょう。

●商品購入は費用?

実際は、商品購入代金を費用としています。買うときは仕入勘定(費用)、売るときは売上勘定(収益)になります。

買うとき  (借)仕入  5000   (貸)現金  5000

売るとき  (借)現金  7000   (貸)売上  7000

これなら、仕入と売上が直接対応していないので、仕入分と売上代金をそれぞれまとめて処理することができます。

ただし、この方法では、商品を買っても売っても資産が変わりません。そこで、商品の在庫量を、商品出し入れ記録や棚卸から計算して、繰越商品勘定(資産)として把握します。

これが、利益計算に、期末や期初の「商品有高」が必要になってくる理由です。

財務・会計が苦手な人(私もですが)ほど、こういった基本的な考え方を理解しておく必要があると思います。





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最終更新日  2005.02.10 18:48:50
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