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カテゴリ:人材育成の問題点
新入社員に、自社製品についての研修をすると、大抵まとめは新入社員によるプレゼンテーションになります。
講師は、顧客となり、プレゼンテーションを聞き、質問をする役になり、終了後アドバイスをする場合が多いと思います。 このときのチェックポイントをどう考えるかはなかなか難しい問題です。 ・言葉遣いや態度などマナー上の問題 ・声が小さかったり、「えー」や「あのー」が多くて聞きづらい これらは、いわばプレゼンテーションのスキルの問題です。 ・話す内容が間違っている ・内容が論理的に矛盾している こちらは、内容の理解や論理の組み立ての問題です。 スキルと内容は、指摘する側も、分けて考えるべきです。スキルについては、自分のプレゼンテーションをビデオに撮って見せながら指摘するのが有効です。本人が気付いていない癖に気付かせるのが重要で2-3分も見れば十分でしょう(自分のプレゼンテーションはあまり見たいものではありませんが)。 内容については、どこが間違っているのか、なぜ聞いているほうでわかりにくく感じたのか、具体的に指摘する必要があります。と、同時に、間違えているのが一人だけか、複数か、それともほとんどの人なのか、チェックしておく必要があります。 みんなが間違えている場合、講師は「今年の新入社員はレベルが低い」と思いがちですが、自分の説明のやり方も反省すべきです。 金曜、土曜と、研修の講師役なので、自分でも心がけたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.22 07:49:20
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