|
テーマ:ニュース(99799)
カテゴリ:IT化をめぐる問題
東京工業大学が、日本最速の処理能力を持つスーパーコンピューター「TSUBAME」を公開しました。
日本のスーパーコンピューターといえば、2002年から2年半という驚異的な長期間、世界一の処理能力を誇った地球シミュレーター(35テラフロップス)がありますが、「TUBAME」はその上をいく38テラフロップスです。 ちなみに、これだけの処理能力を保つために、運用コストも膨大で、年間の電気代だけで1億円、年間の総運用費は8億-9億円程度になるそうです。 これだけの能力を持つ「TUBAME」ですが、日本およびアジア環太平洋地域ではトップであるものの、世界では7番目の処理能力です。 なんといっても、軍の後ろ盾のあるアメリカがトップを保っています。 日本でも、文部科学省がスーパーコンピュータの開発に乗り出すとしています。また、日米の競争に中国も割って入ろうとしています。 世界トップクラスのスーパーコンピューターの能力が10年後のデスクトップの性能の基準になるそうで、遠い世界の熾烈な開発競争のように見えますが、身近なパソコンの性能アップにもつながっているわけです。 すばらしい能力のスーパーコンピューターでも、重要なのは、その性能を何に、どうやって使うか、です。 TSUBAMEのすごいところは、処理能力ではありません。専用のサイトにアクセスして、ICカードによる認証で大学の内外を問わず利用できるということです。 みんなでゴルフならぬ、みんなでスパコンが楽しめる?というわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.05 05:16:56
コメント(0) | コメントを書く
[IT化をめぐる問題] カテゴリの最新記事
|