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テーマ:大好き!デジカメ!(1772)
カテゴリ:デジカメ
デジタル一眼レフカメラの売れ行きが好調です。相次いで10万円を切る入門機による市場拡大の成果、と指摘されています。各社は、中上位機種の投入などによって顧客層の拡大を競っており、2008年の出荷台数はフィルム一眼レフ時代の最高記録を超えそうな勢いだそうです。
Nikonは、プロや高レベルなアマチュア向けの機種「D700」を発表しました。昨年発売した旗艦モデル「D3」と同じ1210万画素ですが、連写の速度を下げたり、小型・軽量化したりすることで、店頭想定価格は33万円前後と「D3」より約20万円安くしています。 Nikon D700 Nikonは2006年末から本体が価格が6万~8万円という手頃な入門機を発売し、女性など新たな顧客をつかみ、レンズ付きで10万円を切る入門機ブームを作りました。今後は30万~50万円台の機種を投入し、本格的に写真を撮りたい顧客を開拓する方針のようです。 一方、キヤノンは、先月、入門機の「EOS Kiss F」を発売しました。本体価格は7万円前後で、3月末に発売したEOS Kiss X2より1万円以上安く設定しています。指定席だったシェア首位の座を2007年にNikonに奪われたキヤノンは、割安感でコンパクトカメラからの買い替えを促し、巻き返しを図りたい、としています。 Canon EOS Kiss F αシリーズのソニーも健闘しているようですし、なかなか、デジタル一眼も面白くなってきました。 確かに、カメラ初心者にとっては、コンパクトデジカメより反応が速く扱いやすい(やや重量がありますが)と思います。子供に写真を教えるにも、シャッタースピードと絞りの関係をその場で見ながら教えられるので、興味をもってくれそうです。 ただ、メーカーにとって頭がいたいのは、機能と価格設定のバランスでしょう。CanonのEOS kissはNikonのシリーズと比べて多少価格が高めだったため、X2とFを併売することになりましたが、1万円の差とあまり変わらない機能では、下手をすると、X2を使っているユーザーからも、Fを買おうと考えているユーザーからもそっぽを向かれる可能性がありそうです。 同じことは、NikonのD3とD700にもいえるわけですが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.03 08:45:29
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