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カテゴリ:coffee break
大阪府岸和田市立春木中学校で、同校野球部員の保護者らが、「練習に差し障りがある」として、グラウンドの芝生約3000平方メートルを無断で剥がしたそうです
府は修復されない場合、補助金の一部返還を求める方針です。 中学によると、昨年度、府の補助金300万円と地域住民らの寄付金など計約800万円で、グラウンドの芝生化を実施。苗の育成や芝生の植え付けなどは全校生徒や地域住民がボランティアで行っているそうです。 ところが、今年11月になって、野球部やソフトボール部の保護者らから「グラウンドが平らでなく、練習しにくいので芝生を剥がしてほしい」と要望があり、保護者側と協議。芝生は剥がさないことを前提に、でこぼこした部分に土砂を入れて平らに整地する、不十分な場合は、保護者が整地できる、との内容で合意していたそうです。 それでも、保護者ら数十人が十分な整地ができないとして、今月4日に、突然、重機をグラウンドに持ち込み、野球、ソフトボール両部の練習場所に植えられた芝生を剥ぎ取った上、追加された土砂を使って整地したそうです。 校長は「公共施設を許可なく、壊すことは決して許されない行為」と強調するが、刑事告訴はしない方針で、原状回復を求めるとしています。 ただ、業者に修復を依頼した場合、かなりの金額になるようで(800万で芝生化したのに、なぜか修復には3000万円以上かかるようです)、保護者側と対応を協議していく、としています。 大阪府や学校の憤りもわかりますが、野球やソフトボールの練習には芝生は向かないでしょう。大阪でも、これらの専用グラウンドをもたない中学校では、ほとんど芝生化していないのもそのあたりに理由がありそうです。 いくら橋下知事肝いり事業とはいえ、その後の影響も考えどこを芝生化するか、十分検討されたのでしょうか。疑問が残ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.18 06:02:21
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